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2009年6月14日(日) 18:31
ループ回生型を考察すると、残念ながら砲口端のハイサイドは省略出来そうにない。だが、更に考えるとスイッチング素子としてはIGBTではなくサイリスターが使えそうだ。つまり、一度ONになったら途中でOFFに出来なくても使い物になる。 コイルガン発射シーケンスが開始されると、C1の電圧が真っ先に下がる。ここでSCR4が無いと、C4からC1に電流が流れてL4が通電してしまう。
順番にコンデンサーを放電し、いよいよ最後のC4を放電する時が来る。ここで、まずローサイドのIGBT-L4を先行してONにする。
すると、SCR4のカソードがGNDにプルダウンされた状態となり、ローサイド素子のような感覚でゲートをドライブ出来るようになる。 ONにしたハイサイド素子をOFFに戻さねばならない場合は話が厄介だが、最初にONに出来れば後は放置で構わないサイリスターなら単純だ。ハイサイド素子が必要とはいえ、このようにサイリスターを使えば製作の手間はローサイドと大差ない。 暴発耐性が落ちるが、そもそもこれは砲口端の話であり直前までパチンコ玉は散々加速されて来てる訳で、暴発もへったくれもない。
written by higashino [コイルガン] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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