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2008年12月29日(月) 16:35

マルイベースにて

 新年を目前にして、コイルガン戦車の出直し。心機一転ブログのカテゴリーを変えてみた。
 旧カテゴリーではhtmlが199本に画像等が約120メガバイト。ローカルに引っ張って来て手軽に参照できるようにし、復習中だ。当時の設計時に考えたこととか判明した落とし穴とか、記憶からほとんど抜けてるからなあ。

 35分の1ではエネループ4本仕様だったが、24分の1では6本仕様が適切に思える。4本でも動作は可能だが、自作DMDはDUTYが100ではなくオリジナルより低速になる。マルイのシリーズはモーター電圧が高い仕様でもあり、4本では屋外走行に耐える性能が出そうにない。
 また、6本仕様だとPIC系の誤動作を防ぐための電圧確保に苦労せずに済む。コンデンサー充電器のワット数も上げられる。
 反面、24分の1でも戦車内部は空間が少ない。攻撃力防御力機動力のバランスを取るため、現実の兵器は内部空間が最小限しか確保されない。しかし、オリジナルは8本仕様であり、2本分の空間が余る。車体後部が盛り上がっているのは、電池ボックスだ。

 ディスプレイモデルを強引に改造するのとは異なり、最初からラジコンとして製品が作られているマルイのバトルタンクは、車底のフタを開けて電池を出し入れ出来るのが非常に便利。トーションバーが邪魔になるので、サスペンションはコイルバネ方式になっている。余った空間にラジコン受信機を突っ込めば、周波数クリスタルの差し替えも車底から行える。そのための空間が4本分から2本分に減っても、最近の受信機は小さいから何とかなるだろう。

 ストームタイガーの主砲は35分の1で外径14ミリ。24分の1なら21ミリ程度が許されるので、コイルガンを3段式か4段式にして3段目や4段目を細長いコイルにすることも出来る。回生型コイルガンでは、2段式でもスイッチング素子が4カ所に必要だ。しかしこれが3段になっても5カ所になるだけだし4段式は6カ所。それほど負担増ではない。
 弾丸はコイルガンに適していると実績があるパチンコ玉を引き続いて使用する。スケールに合わせて15ミリの鉄球なんて採用したら、一気にコストが上がるし危険も上がり過ぎる。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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