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2009年1月10日(土) 20:27

出力側

 TLP250 の入力側電流制限として、定電流ダイオードという手はある。石塚12〜18mA は安直に点灯させるには定番だ。しかし電位差が5V程度必要で、電位差が不足すると電流が減る。かなり高価でもありペイするほどの意味があるかどうか?
 それに、単純な抵抗に比べて遅延は無いのか?

 PIC のため5V安定化電源が必要だから、そっちから取れば電圧が安定している分だけ固定抵抗でも電流値が安定する。有力案だ。その場合、MC34063 の8番ピンを5Vに接続する。
 ただ、コンデンサー充電器はPIC不用であり単体では本来5V電源を必要としない。また、5V安定化されていても MC34063 内蔵回路の定数が厳密に分からないこともあり完全な安定電流は見込めない。当面はエネループ6本から直接取ることにする。

 TLP250 の出力側にしろ K3132 自身のゲートにしろ、定格電流はある。マイクロ秒の世界だが定格を超える電流を抜き差ししてはならない。J186 と K1334 を使ったゲートドライバーは、FET のON抵抗の大きさを利用して電流制限抵抗を省く設計だった。しかしその代償として、供給電圧を安定化させねばならなかった。
 今回はプラスマイナス12Vを別途用意してゲートを大幅に振り回すので、単純に電流制限18Ωを入れて済ませる。電圧の振れが大きいので、十分に高速だと期待出来る。

 

 鈴商では基板剥き出しではない ZUW の1.5ワット品が置いてあった。小型で65mAは別電源として良い見当だ。
 オペアンプの電源にも使うことで LMC662 より高性能な機種が使えるかもしれない。

 コンデンサー充電器ではなくコイルガン戦車としては5V安定化電源が必須だ。ここは東芝の5V三端子を使う。エネループ4本では駄目だったが6本だと三端子がいい感じ。この近辺はスイッチングレギュレーターでも変換効率が75%前後しかなく、パーツサイズや安定度まで考えると三端子で良いだろう。

 TLP250 はなぜか鈴商になく、千石電商にあった。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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