2009年1月27日(火) 18:50
コンデンサー充電器を試験用の台にセット。コネクター類をハンダ付けし、GND線も引っ張る。写真ではコンデンサー放電用のセメント抵抗をONにしてあるため、電圧計はほぼゼロに戻っている。
エネループではなくラジコンバッテリーで様子を見る。
メインスイッチを入れると、電流計が1.2Aで安定し、電圧計はすぐ230V近辺で停止。同時に電流計の針はほぼゼロに戻ったままで、充電器も小さな音を立てるだけ。青い半固定抵抗を回すと、スムーズに追随して電圧の数字が大きくなる。
10KΩの方が充電電圧に連携しているようだ。そのまま時計回りに締めて行くと電圧上昇。333Vあたりに合わせておく。安定性は素晴らしく、そのまま放置しても0.1Vの桁が1つ変化するだけ。ただし、330V充電に3秒を要する。バッテリーは充電して間もないので、10ワット程度の投入のはずだ。それで3.8ワット程度の性能しか出ていない。
充電能力に関しては MC34063 のタイミングコンデンサーを換装して試さねば何とも言えないし、バッテリー電圧が低下した場合の性能変化も注目だ。
動作が正常なのは間違いないので、優先はパーツをエポキシで固める作業となる。充電器をコンパクトに仕上げるべく詰め込みまくったため、ちょっとした外力で僅かにパーツが動くと短絡しかねない場所ありまくり。ヤバい場所は自分でも分かっているので、エポキシを流し込んで安全を確保するのだ。
可能性は低いがエポキシを流す作業中に短絡させてしまい、短絡したまま硬化完了ってのが一番恐ろしい。だから硬化後に再度稼働させる時は、緊張する。
杞憂に終わり、充電器は再びちゃんと稼働した。だが、充電完了後の安定性が悪くなった。エポキシ硬化前はコンデンサー電圧が0.1Vの安定性だったのに0.5Vほど揺れ動くようになってしまった。また充電完了後の電流計も、エポキシ硬化前はほぼゼロのままだった。それが、1〜2秒に1回の割合でパルス的に0.2Aあたりまで振れるようになった。
TLP250 を使う以前からの現象で、35分の1ストームタイガー充電器のように充電完了後に超安定するものもあれば、安定度の悪いものもある。その違いがどこから生じるのか、未だに解明されていない。今回は何と、エポキシを流し込む前後で安定度が変わってしまった。
かなり微妙なアナログ的原因のようだ。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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