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2009年8月20日(木) 21:48

基本パルス

 アラルダイトの硬化なみに時間を掛けてようやくエネループ8本の充電が完了し、PICが発射シーケンスを出力出来るようになった。だが、オシロの方は以前から問題がある。チャンネルは2つあるのだが、第2チャンネル(水色)が正確な値を出力しないのだ。
 これは、第1段のローサイド用信号出力を第1チャンネル(黄色)、第2段のローサイド用信号出力を第2チャンネル(水色)でモニターしたものだ。トリガーは第1チャンネルの立ち上がりで、分かり易いよう方眼の1つが1Vになっている。横方向は目盛りが200μ秒。第1の黄色は綺麗にまで振れているのが分かるが、第2は異様に大きな値を出力し(方眼の1つが5V)しかもスケールを切り替えても半端な値が表示される。

 ならばとプローブの取り付け位置を交換すると、こうなる。

 L2の出力も実はきっちりと5Vまで振れていたことが分かる。PICの出力は対L1も対L2も正常であり、おかしいのはオシロの第2チャンネルなのだ。しかも厄介なこっとに第2チャンネルはトリガーとしても作動しない。トリガーを設定しても意図通りに効いてくれない。
 ただ、信号のタイミングだけは信用出来そうだ。

 PICの出力は対ローサイドの場合は単純にコイルガンの通電に合わせる。しかし、ハイサイドがある場合は単純ではない。ONにする場合はハイサイドを100μ秒先行してスイッチングさせ、OFFにする場合はハイサイドを20μ秒先行してスイッチングさせる。
 黄色がH1で水色がL1だと、こうなる。

 L1の水色はタイミングしかアテにならないが、意図通り100μ秒遅延してONになり20μ秒遅延してOFFになっている。第1段の通電は250μ秒に設定したが、これはL1とL2が両方ONになっている時間ではない。両方がONになってからH1がOFFになるまでの時間で称している。両方がONになっているのは20μ秒少ない230μ秒間だ。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(3)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

テクトロ系のオシロの画面でしょうか。CH2の垂直原点はどこでしょう?画面外?
CH2のAD変換値にミッシングコードがありそうに見えるのも気になりますね(とびとびの値しか得られないので、上下方向にモザイクがかかったようになっている)。あるいは表示だけ縦方向にズームされているのでしょうか?
ともあれ、いったんCH毎の垂直軸設定をぜんぶ洗いなおしてみてはいかがでしょうか。1:1プローブでx10設定してたとか、垂直オフセット設定がONになってたとか、50Ωモードになってたとか。自分はいろいろポカミス経験してます。
珍しいところではオシロのファームバグで入力インピーダンス切り替えの表示と実動作が一致しなくなる、なんてのもありました。

written by むう。

『タイトルなし』

JDS の PC-Based DSO っぽいですね
(手元にUDS-5202があるので)

とりあえず, プローブが悪いのか, ポート (ハード, 設定含む) が悪いのかを,
プローブを接続するポートを変えて試してみるのはどうでしょうか?

気になるのは, ch.2の 0V があっていない点.
ch.2の0Vのマーカはch.1のマーカの下に隠れてるとして,
2Vくらいのオフセットはおかしい…

written by 通りすがり

『5202』

そう、5202です。
コイルガンの開発を考えると最大420Vというのが適切で扱い易そうなのと、スペックと価格のバランスがいい感じ。
また、将来考えるとUSB接続は使いやすい。

PCがないと使えないのはデメリットだけど本体が小さくなるとか測定データを簡単にデジタルデータ・画像として得られるのはそれと対になったメリット。
しかし、関連ハードやソフトが増えてトラブル原因を究明し難くなるのも確かです。難しい。

written by IDK

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