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2009年10月28日(水) 21:00
砲架弾倉ユニットを取り付けても、2段目と3段目の上方には大きく空間が残っている。ここに4段目のIGBTを詰め込めば8並列×2も可能と思われる。
射撃試験は、4段目までのフルシーケンスをPICから送り出す。しかし4段目の回路はすべて除去してあるので3段目までしか働かない。更に、3段目は4段目の存在を前提とした放電タイミングなので、3段目までで完了する場合は放電時間が長過ぎると思われる。
そんな次第でパワーは少し落ちているはずだが、アルミ缶を大きく凹ますことは出来た。
今回は、3段目もIGBTは壊れずに済んだ。
また、反動に注目。戦車を直接床に置いているため、コイルガンの反動は車体のサスペンション全体で受け止めている。一瞬で元に戻るため、動画として見ていると全然反動が無いように感じる。コマ送りすれば、車体が後退しすぐ元に戻っていると分かる。
キャタピラと強力なサスの組み合わせによる安定性が戦車のメリットなのだ。模型でも利点は健在。実車でも例えば装甲車ではこれほど安定しない。戦車のように強力な砲を搭載した装甲車があるが、命中精度では戦車に及ばない。
コンデンサー充電器も元気。ただし、充電完了時のコイル鳴きがちょっと不安定かも。スイッチング周波数を高くするとコイル鳴きが聞こえないように出来るが、経験上コイル鳴きは聞こえた方がいい。充電器の稼働状況を音で確認出来るのは想像以上にメリットなのだ。
これまでのところ、IGBTが1カ所でも破壊されると例外なくコンデンサー充電器が仮死状態に陥っている。IGBTが破壊されない場合はずっと元気に動いている。例外はない。
IGBTが破壊されると強力なサージが発生するんだろうか?
とにかくこれで第3段まで組み上がった。いよいよ一番大変な第4段の実装だ。
放電シーケンスを調整するには、弾速測定器が必須。そろそろ復活作業を行おう。
かなり昔から使っている実銃用だが、検出に使われている光センサーの光源が難題となっていた。オリジナルは屋外用である。実銃用だし
(^_^;)
蛍光灯は点滅しているので光源に向かない。室内ではコレのためにわざわざ白熱電球を用意していたが、発熱が凄くて閉口した。光を拡散させるプラスチック板が溶けてしまう。
溶けない素材を使っても夏場は暑いのなんの。
かと言ってLEDでは明るさが足りない。
最近は明るいLEDが大流行しているので、ようやくLED照明でファイナルアンサーとなりそうだ。これからも長い付き合いになりそうなので、まだ高価だが奮発してLED照明を用意。
室内用測定器としてリニューアルを企てる。写真は単純に12V安定化電源。
コンデンサーは余り物なので出力側が巨大だが、大丈夫そうだ。でかいだけあってLEDはほぼ完全に直流点灯。電流制限抵抗方式なので、まったく点滅していないはず。
written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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