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2010年6月1日(火) 21:06

3Lは類似品

 3Lは基本的に2Lと同じで、IGBTが4並列から6並列へと増大しただけである。
 これに伴って、逆電位保護ダイオードが2個から3個に増える。トランジスターとショットキーバリアダイオードは性能に余裕がありまくるので1個ずつのまま。抵抗は51Ωから36Ωへと3分の2になる。

 直径の小さな6分の1ワット品が秋葉原で手に入らないので、18Ωを2直列にして使う。

 これまた前回完成させた直後の写真を出してみる。写真内の左側である。例によって前回はツェナを付けていたため、抵抗の実装が窮屈。

 足の位置がIGBT塊の中央になっている点に注意。これをコピー製造する。

 ダイオードの足を折り曲げる向きを2Lとは逆にしてみた。こっちの方がGND側の実装が素直になると感じたからである。しかし実際にはどっちに折り曲げても大勢に影響しない。

 IGBTの中央足は、もちろんカットしておく。

 IGBT塊の中央から足を出すため、3つのユニットは足の向きを変える。ここで足を曲げ易くするには、1つ前の写真で足を折り曲げる向きを考えねばならない。3つとも同じ折り方をするのではなく、1個は逆折りにした方がいいと気付くが後の祭り。

 しかし、大勢に影響しないのも確か。

 2段目から4段目までは1段ずつ組み立てと発射試験を繰り返し、動作を確認しつつ完成へ向かう予定である。ここで気付いた。その途中であれば、本来のIGBTユニットの代わりに別のユニットを取り付けて射撃するのも容易である。いったん全部が完成した後からでは、そう簡単に別ユニットを試験出来ない。

 今のうちに新しいIGBTの試験を済ませることは出来ないだろうか?

 当然だが、新しいIGBTを試験するにはそれを調達せねばならない。前に書いた通り、自分はコイルライフル製造にそれほど乗り気ではない。だが、最新鋭のIGBTが手に入るなら実験する価値はあるかもしれない。
 コイルガンに最適なIGBTをデータシート上だけで漁った結論が、東芝のGT10G131である。ただし I2t 耐性は分からない。というか、試験の目的はほぼ I2t の確認に限られるのだが。

 そこで考えた。GT10G131 を買えるか試してみよう。運良く買えた場合だけ、コイルライフル作ってみようじゃないか。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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