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2010年6月3日(木) 21:14

4L組み立て手順

 GT10G131 は入手出来そうだが、納期が2ヶ月ほど掛かりそうである。というのもこの特殊な製品を個人相手に売ってくれるところが日本国内に存在せず、レーザー銃のパーツを調達する要領で仕方なく海外業者をゴニョゴニョ (^_^;)
 そうなると日程的に、コイルガン戦車の改修ついでに試験をすることは出来ない。戦車の方は独立でさっさと修理を進めるものとする。

 GT10G131 の I2T 耐性は不明だが、小型なのでいざという場合は並列数を増やすことで何とかなると思われる。コイルライフルの製造においては必要数のコイルを巻くだけでも何週間も要するので、IGBTが無くても他の作業を進めておくことは出来る。一応製造にゴーサインを出す。

 コイルライフルに関しては思うところがある。それはこれまでコイルガン戦車で苦労しまくった点だが、耐久性の不安とメンテナス製の悪さ。ちょっとしたミスですぐにパーツが壊れるのに、パーツ交換がとんでもなく大変である。ただしそうなっている理由は、既存のスケールモデルにシステムを納めようと無理している部分が大きい。全く自由にシステムの形状をデザイン出来るのであれば、多段式コイルガンの実装はそれほど難しくない。
 そこで、メンテナス製を重視したデザインにしてやろうと思っている。

 これまで作ったコイイルガンがそうだったし今後のコイルガンでもそのつもりだが、自分が設計するものは1段あたりの投入ジュールが少ない。最大で22ジュールに抑える。そのため、回路をピンヘッドで接続していても焼き付きなどの問題が発生したことはない。
 そこで、レゴブロックのような標準外型の交換可能ユニットを定義する。その内部にIGBTユニットを1段分ずつ収納し、外部回路とは幾つかのピンヘッドで接続させる。30段のコイルガンならそのような「レゴブロック」が28個並ぶわけだ(両端は別回路が必要)。ブロックは簡単に抜き差し出来るので、壊れたらそこだけ交換すれば良い。更にユニットごとの自己診断回路を組み込めれば、大幅に運用し易くなるだろう。

パーツ種類 型番 メーカー 個数 用途
IGBT GT8G121 東芝 88 スイッチング
ダイオード DLM10E サンヨー 2 逆電位保護D4
トランジスター 2SA854S-R ローム 2 IGBTゲート電荷抜き
ショットキーバリアダイオード ERA82-004 富士電機 2 IGBTゲート電荷充填D6
抵抗 51Ω 1/6ワット 1 電荷抜き速度調整R3
抵抗 5.1KΩ 1/6ワット 1 ハイサイド回路プルダウン

 製作対象となるIGBTユニットは、回路図の赤で囲った部分に相当する。ただし、実際には更に2並列となっているのでかなりのパーツが2倍となる。

written by higashino [コイルガン戦車 1/24] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(3)] [TB(0)]

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Comments

『IGBT』

TIG032TSというIGBTが、チップワンストップで販売してました。
これは使えませんか?

written by taro

『チップワンストップ』

残念ですが、チップワンストップは個人相手に販売してくれません。

written by IDK

『チップワンストップ』

たしかにそうでしたね。
大学生なら購入できるのですが・・・

written by taro

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