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2007年4月28日(土) 17:31

2段コイル製作

 将来的に多段コイルを長々と製作する場合も視野に入れて、長い冶具を新たに用意。写真は上段で、下段にエナメル線ボビンをセット出来るようにしてある。

 切れ込みがある1段コイルを先に巻くのは厄介なので、2段コイルから先に巻く。冶具が緩まないようにテープで止めまくる。内径決めのガムテープが右側のポリエチレン壁を突き抜け状態なので、アクリルパイプを介して抑えている。

 0.5ミリのエナメル線は何とか幅13ミリに直径22ミリで巻けた。ベト付かなくなった時点で右側のポリエチレン壁を外し、厚さ0.5ミリのポリカーボネイト板で抑える。

 この4ミリの隙間に、今度は0.35ミリのエナメル線を巻けるだけ巻く。途中にピアノ線張り用の切れ込みを設けねばならないため、作業は相当に面倒。
 何でもないような2段式コイルだが、製作には気力を要する。キツく巻き締めるには、手もかなり疲れる。

 固まったコイルはバリ取りをし、切れ込みを整える。しっかり充分な深さまで切れ込みが入っている。見た目は従来と変わらない長さ17ミリのコイルだが、2つのコイルがくっついている。配線も2セット4本。切れ込みを上にした時に配線は左に出るようまとめねばならない。

 1段コイルは0.35ミリとエナメル線が細いにも関わらず側壁なプラ板で放熱上不利。そこで、ギリギリまで銅粉混入率を増やしたエポキシで固めた。今度は機械的強度が若干不安ありだ。
 パチンコ玉を吸引するとコイルには反作用で同じ力が加わる。ストームタイガー搭載のコイルガンは短コイル高加速型なので、強大な力を受ける。エポキシは完全硬化するまで24時間要する。

 しかし、触った時のヒンヤリ感は失敗に終わった主砲コイルより明らかに良好で、有効に放熱出来そうだ。

 実測インダクタンスは1段コイルが153μHで2段コイルが370μH。磁気シールド無しの状態としては、まずまず良好。これまでの16〜17ミリ長コイルに比べ、13ミリ巻きは1割ほどインダクタンスが大きい。
 不安なのは1段目が予想より小さいことで、直流抵抗が0.9Ωとすると単独放電した場合にピーク電流が240A以上になるかもしれない。実際は2つのコイル同時に通電を始めるからもっと抑えられるだろうが、放電回路の設計上スペックは250Aだ。余裕が少なく、壊れるかもしれない。

written by higashino [コイルガン戦車 1/35] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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