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2007年10月30日(火) 17:21

1分間

 配線を付け替える。
 電極を2つのコイルそれぞれに分けてハンダ付けし、第1段コイル全体と第2段コイル全体の電位差がMAXとなる配置。ただし絶縁が完全だった場合は通電しないことになる。コイル相互間の絶縁を試験する。これなら第一段コイルの一端が脱落していても、配線可能だし。

 各コイルが正常にパルス大電流を流せるかどうかの確認は当然必要だ。しかし多段式コイルの場合、コイル相互が絶縁されているかどうかの確認もまた行わねばならない。発生する電位差が大きく、よりシビアな試験となる。
 350V以上溜め込んでサイリスターをONにする。大音響を覚悟したが、これまた何も起こらない。部屋は静まりかえっている。電圧計を見るが、350Vをキープしている。何度かスイッチを入れるが、やはり何も起こらない。

 ところが、更にしつこく数回スイッチを入れると、かすかにバチッと放電音っぽいものが聞こえた。これは!?
 スイッチを押し続けると、今度はかすかに異臭が漂って来た。回路が焼ける時の臭いに似ている。

 次の瞬間、大音響一発!

 遂に不良コイルが絶縁破壊を起こした(動画)

 かなりしつこく通電を続けないと発覚しなかった。絶縁性は湿度などで変化する可能性があるので、例の事故の日は一発で発生したということかもしれない。また同時に、絶縁性試験が単純でないことも分かった。
 中古ショップを大混乱に陥れた家電リサイクル法で話題になったが、安全性を確認するため1000Vを1分間の絶縁試験しろ!ってことがあった。1000Vはともかくとしてなぜ1分間なのか?
 絶縁不良の品でも、短時間あるいは瞬間的な通電では不良が発覚しない可能性があるのだ。今回のコイルだって、しつこく通電を繰り返してようやく問題が発覚した。そのような事例はごく当たり前でありだからこそ1分間連続で耐えないとOKとされないのだろう。

written by higashino [コイルガン戦車 1/35] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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