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2013年8月29日(木) 21:04

ムカデ配置

 順送り回生型は回路が複雑なので、放電回路をいざ組み合わせる段階になるといつも、どれをどこに接続すれば良いか分からなくて大変だ。実体配線図に近いものを描いて確認しないと、訳が分からなくなる。

 実際に配線してみると、シンプルにまとまるのだが。

 中間部分のローサイドはまあ単純で、コイルに接続する2本の配線が別のコイルに接続されるぐらいが要注意点。
 チャンバー側(←)の端は少し複雑で、銃口側(→)の端はかなり複雑。同一規格で製造するため、銃口端コンデンサーには余分なダイオードが2重に設置されることになる(実害はない)。

 n段式の場合、コンデンサーバンクは(n−1)セットを要し、ローサイド放電回路はn個必要。ハイサイド放電回路は常に2個である。今回は11段式だから、コンデンサーバンクは10セット。図は4段式で描いている。

 今回開発するコイルガンが、最終的にラジコン戦車に搭載されるかどうかは分からない。しかし、搭載する可能性を考慮して開発している。人間の体重に比べて軽量なラジコン戦車は、発射の反動の影響を大きく受ける。だから、加速メインコイルは車体中央に設置したい。幅は8センチ以内に収めたい。
 歩兵銃タイプにシステムをまとめる場合でも、中央に位置していた方が楽である。

 そうなると、放電回路はコイルの左右に振り分けて設置したくなる。
 配線効率だけだと片側に集中させるのが良いが、どっちみちコイル1段の長さ1センチに放電回路が収まらない。
 完成すれば、見た目は思い切りムカデ砲ということになるだろう。某ガルガンティアに登場した、マスドライバーだ。この場合、配線をいかにして短くするかが悩ましい。コイルとの接続は良いが、コンデンサーバンクを振り分けるとGND配線が長くなってしまう。

 ちなみに、マスドライバー(リニアモーター)とコイルガンの違いに触れておくと、前者は磁石の吸引力と反発力を両方利用する。後者は吸引力しか利用しないので、効率が悪い。コイルガンではコイルの中央を通過すると引き戻されるため、電流を急減速させねばならない。しかしマスドライバーで中央を通過すれば、吸引加速が反発加速に変わるだけである。
 その代わり、前者はプロジェクタイルが磁石でなければならない。後者は、普通の軟鉄が使える。コイルガンなら鉄釘やパチンコ玉など安価な弾丸でいいが、マスドライバーは弾丸も磁石となり桁違いに高価だ。リニアモーターカーも、ご存知の通り磁石を車載している。

 しかしいずれにしろその差は、大分類の中の小分類という感じ。両者を混同しているものがあったとしても、目くじら立てるほどではないと思う。

written by higashino [コイルガン戦車S] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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