2011年12月27日(火) 21:19
絶縁用に0.5ミリ厚のポリカーボネイト板を接着しておき、アナログ入力ピンと電源線を合体させる。
このピッチ変換基板はハンダ付け不良が意外に良く起るので、スルホールの両面にしっかりハンダがなじむように確実な作業を行なう。時間が掛かる。
PICのプログラムを分かり易くするため、入出力ピンの使い方は2つの MAX186
で共通化させる。
アナログ入力が8系統あることを活用し、一方のPICでしか使わない入力も両方で読めるようにする。
動作試験の準備。
PICの抜き挿しやテスターが使い易いよう、フタは外して立てておく。根元をセロテープで固定した。
インターフェイスとなる20ピンのコネクターに、MAX186 の一方を接続。通信には5本の配線を使う。
小型ケースのボリューム電圧出力となる2本の配線も付けておく。この配線を
MAX 186 のアナログ入力に接触させ、PICで読み取った値を液晶ディスプレイに表示させる。これで、PIC基板と液晶とA/D変換とボリュームの動作をまとめて確認可能。
もちろん、どれかが不良なら想定の動作をしないわけで、どの程度まとめて動作確認するかは匙加減を要する。
電源は例によって、流れ流れての5V出力コンバーター。
電源を投入。第一関門として、どこからか煙が上がるようなことは・・・なかった。液晶のバックライトが点灯し、電源が来ているのを示す。
PICのソケットにテスターをあてがい、5V電源が入っているのを確認。
ここまでは良かったが、続いて液晶ディスプレイのコントラストを調整するところで引っ掛かった。半固定抵抗をどの位置に動かしても、全く変化無し。写真のような緑の光の海。そのまんまで、液晶のドットがまるで浮かび上がらない。
まさか、コントラスト調整などという単純な部分でアウトとは!
こんなことがあるから、組み込み前の動作確認は必要なのだ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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