2012年1月23日(月) 22:37
まずは、DAC7611 を試験。こちらの方が安い。性能は若干劣るようだが、目的には足りる。だが、電源投入直後の挙動が不審。初期状態で、MAX値近くが出力され続ける。妙なことに、MAX値に近いが明らかにそれよりは小さい。
キースイッチを捻った瞬間に一瞬だけ小箱に通電する現象だが、その場合もこの約4V近くが出力されてしまう。
ただし、安定動作に入ってからは問題なし。異常値は出現しない。
DAC7611 は LTC2630 より遙かに低速である。ところが、PIC16F88 のI/O出力が更に低速であるため、関係がない。逆に、コマンドやら何やらで1回に24ビットのデータを必要とする
LTC2630 に対し、素に12ビットだけで済む。このため、LTC2630 の倍速近くで動く。
続いて、DAC8512 に差し替える。これも、キースイッチを捻った直後にはノイズ的に高い電圧が出力される。この状態で
PAH350S24-48 がOFF なら実害はないが、リモート端子までノイズが入って一瞬ONになったりしないかどうかは後で要チェックである。
キースイッチ入れた瞬間に一瞬レーザー発振されたら、最悪だ。
一方、PICの初期処理中に高電圧が出力されるような前フリはない。想定通りの挙動であり、基本動作を確認した段階では
DAC8512 を採用すべきと言える。
D/A 変換速度は同様に PIC16F88 が制約条件であり、LTC2630 の倍速。更にノイズの影響が一過性なのだから、信号線が1本余計に必要なデメリットは完全に覆される。
現時点で、LTC2630 のお払い箱がほぼ確定した。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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