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2012年4月20日(金) 21:05
DAC7611のフォトカプラ介在版を、新たに製作。
4つ積み重ねたフォトカプラの、出力足4本を立てるのが最難間作業。ピッチ半分になっていて、両側のVccとGNDに短絡しないようハンダ付けするのは苦労する。ブリッジ不可だからと言ってハンダ付けが甘かったらトラブルの元だし。
DAC7611はパスコンの足を引き回してVccとGNDの配線を行い、両者の隙間に6.3V 10μFの積層セラコンを押し込む。
フォトカプラ出力とDCA7611を合体させ、更に DC-DC コンバーターの5V出力にも合体。
白い配線がDAC出力。黒はDACとも共有のGNDで、PAH350S24-48 の出力側GNDに接続して電位を共有する。 DC-DC コンバーターは絶縁型であり、5V出力側GNDを「フォトカプラ出力」「DAC」「PAH350S24-48 の出力側GND」の3者と共有する。そして、それ以外のGNDとは完全に分離される。これにより、DACは正確なGNDを基準にしてPAHのトリム端子を操作可能になる。
豪華仕様のため余分なパーツがかなり必要となるが、これにより励起LDドライブ電源に乗る余分な変動を減らせるはずだ。
すべてのICには電源が必要である。その電源線を、どこにハンダ付けするのがベストか? 特にGND線の接続先は重要である。
各ICの役割を理解したうえで、論理的に考えてハンダ付け先を選んで行く。デジタル時代になっても、地味な努力は地味に影響がある。 そこにハンダ付けするのが作業として楽だから、という理由でハンダ付け先を選んではならない。しかしそういう安直なことを避けて行くと、いつの間にか自分でも訳分からなくなるほど配線量が増えてたりするんだよな。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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