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2012年5月30日(水) 21:25

ダミー調整パラメータ再計算

 AC/DC コンバーターの半固定抵抗を回すと、出力電圧が調整できた。これで、33V出力を定格の35Vまで上げてみた。
 不安定化の限界ワット数が、電圧上昇に比例して上がったようだ。たった6%とはいえ、限界付近だから馬鹿にならない。

 そこで改めて本来の試験を進める準備として、ダミー負荷の調整値を計算し直した。面倒だしこの表は2回目でもあるので、有効数字を無視してナマ値を放り込んだ。

合成抵抗Ω 対応電圧V
初期 100000 0
P-FET ON 1923.07692307692 84.5762986803991
FET#01 ON 653.59477124183 91.0806175698626
FET#02 ON 393.700787401575 94.2239022878046
FET#03 ON 281.69014084507 97.1255027841467
FET#04 ON 219.298245614035 98.9977888116518
FET#05 ON 179.533213644524 100.383542412369
FET#06 ON 151.975683890578 101.86252094843
FET#07 ON 131.752305665349 102.9538065192
FET#08 ON 116.279069767442 104.324078485302
FET#09 ON 104.058272632674 105.567526340898
FET#10 ON 94.1619585687382 106.062919884698
FET#11 ON 85.9845227858985 107.339638091489
FET#12 ON 79.1139240506329 108.490380771793
FET#13 ON 73.2600732600732 109.191306100604
FET#14 ON 68.212824010914 109.726671378141
FET#15 ON 63.8162093171665 110.382770514553
FET#16 ON 59.9520383693045 111.545817793925
FET#17 ON 56.5291124929338 112.204354125614
FET#18 ON 53.475935828877 112.774740425189
FET#19 ON 50.7356671740233 113.347889240185
FET#20 ON 48.2625482625483 114.369982494087
FET#21 ON 45.5590990410365 115.386373065478
FET#22 ON 43.5549323305076 115.979593799865
FET#23 ON 41.7196642075808 116.577720286733
FET#24 ON 40.0328073738478 117.181237695408
FET#25 ON 38.1547968024419 117.97967358095
FET#26 ON 36.7390096596713 118.656465912167
FET#27 ON 35.4245327849731 119.28204325023
FET#28 ON 34.2008675342009 119.914041592995
FET#29 ON 33.058917441401 120.36
FET#30 ON 31.7676775503246 120.546436203633
FET#31 ON 30.780087535566 121.196314458719
FET#32 ON 29.8520503261883 121.85337610618
FET#33 ON 28.9783369261759 122.541090596851
FET#34 ON 28.1543131034293 123.30757658949
FET#35 ON 27.375857164796 123.987637874692
FET#36 ON 26.4844194098496 124.44
FET#37 ON 25.6492064385764 124.790056598711
FET#38 ON 24.865061556189 125.680752565467
FET#39 ON 24.1274399609253 126.569145012929
FET#40 ON 23.4323205998674 127.4510612241
FET#41 ON 22.7761328348508 127.84
FET#42 ON 22.1556950944049 128.509381492578
FET#43 ON 21.6707629694231 129.25867457518
FET#44 ON 21.108342428798 130.184142008786
FET#45 ON 20.5743763705797 130.56
FET#46 ON 20.0667586800967 131.187157610485
FET#47 ON 19.6681361802561 131.983891491335
FET#48 ON 19.2037470725995 133.070135248703
FET#49 ON 18.7607817297441 133.28
FET#50 ON 18.4119057669682 133.966545232019

 820Ωの位置がバラバラだが、きっちりと実際の位置に合わせて計算している。1KΩが25個ではなく実際は35個というのを反映し、合成抵抗は若干大きくなっている。だが、それほど大きな差ではない。
 41番目がONになると、電流5.61Aとなり718ワット。コンバーター効率85%で入力844ワット。
 42番目がONになると、電流5.80Aとなり745ワット。同じく効率85%として入力877ワット。
 AC/DCコjンバーターは定格35V25Aで875ワットだから、このあたりで限界に達するはず。旧レーザー銃は39番目を少し超えたぐらい相当でフルパワーになっていた。だから、現在の外部電源で確認可能なギリギリまで安定していればOKと考えられる。

 しかし、限界付近では130V近い電圧を出力するのに1Vか2Vの違いが大違いである。励起LDが本当にしっかり仕事してくれないと、安定したレーザー発振は望めない。実は不安定で、本番動かしたとたん壊れましたということにならないよう、ダミーの役割は重要だ。
 外部電源の容量さえ充分なら、PAH350S24-48 自体は50番目までドライブできる能力がある。リチウムポリマー充電池を接続すればその試験も可能なはずだが、過放電で壊してしまい手持ちが足りない。当面は紐付きでシノぎ、後日に過放電対策に自信が持ててから買うつもりだった。だが、早期に買うべきかもしれない。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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