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2012年10月26日(金) 21:32

希望は残る

 新たな電源コネクターを組にしてハンダ付けし、延長ケーブルを作る。

 筐体を一体化組み立てする前提でコネクターの配線長は決めてあるので、作業用に平面展開する場合は延長を要する。

 光ファイバーを展開したベニヤ板まで含めると、この試験には60×135センチぐらいの広大な土地が必要となる。

 さすがに延々と運転しまくった励起LD電源だけあって、本物に接続しても難なく動作。

 室温は20度ぐらい。
 出力Lで動かすと、ダミー負荷よりも電流が小さい。通常のカメラでモニターしたが、光は分からない。出力を可変に切り替えてボリュームをゆっくり回す。電圧と電流が大きくなって行く。1Aに達する前に、焦げ臭くなったのでトリガーをOFFにする。

 この装置の問題点は、電源部と光ファイバー端部が1メートル以上離れていること。そのため、急場に対応できない。励起光が放出される様子を近寄って観察しようとすれば、電源スイッチが遠くなる。電圧や電流を表示する液晶も見えなくなる。電源スイッチに付いていると、励起光の状態が変わってもすぐには分からない。

 励起光が放出される部分で、ベニヤ板が焦げている。思った以上の出力で励起光が出たようだ。全く焦げていないのも半分ぐらいある。光ファイバーが途中で破損しているのか、それとも切断面の具合でビームがベニヤ板に当たっていないだけなのか、それは分からない。
 しかし、励起LDが正常にドライブできていることと、破損していない光ファイバーがかなり残っていることは、今後に希望をつないでくれる。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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