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2012年11月8日(木) 22:13
別の6本組を樹脂パイプの手前で切断し、末端7センチほどをサンプルとして取得。
融着練習および破損観察のため、被覆を除去しカッターで切り落とした。 6本中1本は、被覆除去しようとしたときに切れてしまい、短くなった。ホットジャケットストリッパーは、発熱部分を押さえるのは標準手順である。しかし逆側のホルダー側は、押さえ付けてはいけないようだ。両側押さえるとファイバーにストレスが掛かり易い。
融着接続機に光ファイバーを固定するには、被覆が残っている部分に4センチ以上は欲しい。そうすると、元が7センチでは足りなくなりがち。 本番では、被覆除去前の長さ10センチは確保しないと作業性が悪化しそうだ。
昨日のようにメニューをいじっていると、左右の接触が不十分なまま放電され、生き別れのまま端が溶けた。
これ左側のコアが斜めにカットされていた。放電後でも形跡が分かるほど、元は酷く斜めになっていた。綺麗に切断できない失敗も起きるようだ。 なかなか大変。
ただし、ファイバーヒューズのパターンは見られない。
コアの太さが大きく異なっているが、仲間な6本を切って来たのでそれはない。レンズとコアの距離が左右のファイバーで食い違い過ぎていえ、融着接続機の調整範囲を超えてしまっている。 これは奥行きの違いでフォーカスエラーになったが、X軸オーバーランというエラーになることもある。
適切なセッティングは相変わらず難しい。LEDライトを照射しつつ置いているが、やはりルーペは必須か?
2004年で製造を終了したこの旧機種は、1セットのレンズを物理的に移動させてX軸とY軸の観察を切り替える。最初に危惧したような、片軸の観察しかできない半人前の機種ではなかった。でもXY同時観察できないので、軸合わせに時間が掛かる。しかし業務で使うものではないから、遅くても構わず安く入手できただけ満足。 いろいろいじっていて、融着接続機は想像以上に多機能で、ノウハウの塊を自動化したものだと分かって来た。繰り返すが、これを自作するなどとんでもない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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