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2012年11月29日(木) 21:13
これは去年のうちに買った本。
光ファイバーの理論だけでなく、融着に関する実用的なノウハウなども含まれていて実際にファイバーレーザーを組み立てようとする場合に有用な情報が多い。とっくに目は通していたが、実際に融着作業を行なってから読むと全然違う。
やはり勉強というものは、実験あってこそ理解が進む。
改訂2版は2001年頃であり、情報としては古め。ところが、入手した中古融着接続機は2004年に後継機が出現しているため、ちょうどそれが最新機種だった時代の情報なのだ。つまり、目の前の装置を使う上ではベストな相性ということになる。
画像認識により左右の光ファイバーの中心軸と傾きを計算し、そのズレから接続損失を推定しているらしい。もちろん酷く破損しているファイバーはそうと認識してくれるが。
融着失敗のパターンなども載っているし、基礎技術でも重要な話がある。それは、シングルクラッドのファイバーであっても、クラッドは厚い方が伝送損失は減るということ。
全反射の皮なのだから、クラッドは損失に無関係だと思っていた。だが、光はそう単純ではないようで・・・
ファイバーレーザーのポンプ光を導く場合、105/125など極端にクラッドが薄くてコアの太いファイバーがポピュラーである。これはコアに大きなエネルギーを通したい一方、伝送距離が短くて損失の影響が少ないからだろう。
クラッド外径125μの場合、コアとの比率が2.5が最も損失が少なくなる。そのため、一般的な通信では50/125が好まれるらしい。
ネットには豊富に情報が存在するが、ネットには存在しない専門的情報はいろいろある。やはり本格的にDIJYやるなら、市販本は避けて通れない。
本番の融着を行なう前の危惧として、ポンプコンバイナーのファイバー仕様が適合するかどうかを確認したい。そこで、不出来なため励起LDへの融着に使用しないファイバーを確認し、それを融着試験に使用したい。
励起LDは34本×2であり、ポンプコンバイナーは入力18本。2つずつ使用するので、2つあたり2本が余る。
それを考慮し、テストシートを確認しつつ切捨て番号を決定。
シグナルファイバーが最も不出来なコンバイナーは、本レーザーが透過しない根元に配置する。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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