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2012年12月2日(日) 21:27

土地は広い方が良い

 もう一方のユニットを移動対応しようとして、今のうちに融着接続点の処理をしておこうと考える。
 IPG純正状態で既に、一部の励起LDファイバーは補強スレーブが付いており、融着接続済であることを示している。
 融着接続のロスはゼロではないため、可能なら少しでも減らしたい。融着接続の手前で切断すれば、余分な融着接続点を除去可能だ。

 ところが2本ある融着接続ファイバーを追跡すると、いずれも励起LDまでかなり短い。1つは更に途中で融着接続されている。

 考えてみれば、やたらマージンの少ない「公式が改造品」みたいなIPG社である。必要のない融着接続点を増やす訳がない。これは、修理等で仕方なく融着接続したと解釈すべきだろう。物理的に、融着接続点の前で切断するのは無理だ。
 励起LDまでの距離が近くなり過ぎて、融着作業不可能になってしまう。

 そこで、補強スレーブと被覆の境界にマスキングテープを巻いて、強化。曲げ外力で大きなストレスが掛かりそうだからだ。

 あとは曲げ半径に注意しながら、筐体内に光ファイバーを収める。

 中央を左から右に横断する束は、大きな曲げ半径を取れない。励起LDとの位置関係で、これ以上どうしようもない。1本ずつバラせば可能かもしれないが、ポンプコンバイナーと滑らかに接続するのが難しくなりそうだ。
 筐体床面積が小さいことが根本の問題であり、IPG社が広い床に実装するように変更したのが当たり前だとまたしても納得させてくれる。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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