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2015年7月22日(水) 21:43
年単位で放置していたため、記憶が失せていてそう簡単に再開できない。
過去記事を漁り、必要な情報を集める。 まずは、4つに分かれている本体の、正しい重ね方から。電源配線のコネクターなど正確に合わせねばならないので、間違えるととんでもないことになる。
これ以外に、側面にはバッテリーとコントロールBOXが付き、底面には空冷ファンが付く。
半導体レーザーをバッテリー駆動させるための電源部分は完成しており、中央にパーツがぎっしり詰まって見えている部分が該当する。キロワット級の能力を持ち、励起用LD群(光出力5ワット×68個=340ワット)に800ワット前後を入力する。 これでレーザー媒質 Yb:YAG を励起し、波長 1070 ナノメートル・光出力200ワットのレーザーを発射する。
光ファイバーが筐体外に這うのも、厄介な点。 複数筐体に分散してパーツが存在するため、筐体と筐体を光ファイバーで結ばねばならない。
光ファイバー用のコネクターというのは存在するものの、それは低出力の場合。レーザー銃のように光出力100ワット級が通っているファイバーを、コネクターで接続するのは恐ろし過ぎる。取り回しが極端に悪化しようとも、融着接続しか考えられない。
当面の厄介な作業は、68個の励起LD出力を統合することである。ポンプコンバイナーとの融着接続を、68箇所で行わねばならない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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