2016年4月6日(水) 21:50
現状やや行き詰っていてストレス気味。
というのも、ソフトウェアが絡むと、記述にかなりの時間を取られて先に進めないからだ。
Cortex の開発要領もすっかり忘れていて、調子を取り戻すのに時間が掛かりそう。今回必要なのは、ADが2系統にDAが1系統だけだが、DAは初めて扱うので試行錯誤を要する。また、電源周りも思い出し直しだ。3V系と5V系の入力端子が複数あって、内蔵レギュレーターが機能するパターンもあって、電池をどこに接続するのが適切であるかもすぐには分からない。
DAとADと使用ピンも決めねばならない。
そのあたりが決まらないと、大雑把なパーツ配置も決められない。いざとなって、配線を長々と引き回す羽目になりたくない。使用ピンは比較的少ないが、ちょいと欲張ってI2C接続の液晶ディスプレイも買ってしまった。それも、接続したい。
これはどういうことかと言えば、従来のパラレル通信による液晶画面表示は時間が掛かり過ぎるのだ。その間にCPUを待たせると、レーザー出力制御などの高速応答が必須なジョブを実行できない。
電源基板のPICでは、表示を主としたジョブとレーザー制御を主としたジョブは、それぞれ別のPICで行っている。だが、情報を共有したい場合も多く、不便である。I2Cにより、表示データーを垂れ流してすぐ別のジョブを実行できるのであれば、液晶表示をもっと活用可能となる。せっかくだから、その可能性も探ろうということだ。
現時点ではまだ考えていないが、メリット次第ではレーザー銃の制御にSTM32を投入する可能性だって残る。
PICによるプログラムはとにかく危険。不等号の向きを間違えるとか境界条件を錯誤したりとか、バグの可能性が非常に高い。比較と分岐の記述が面倒過ぎるのだ。アセンブラがローカルマクロを使えないこともあり、話にならない。
STM32であれば、すっきりとC言語で記述できるため、人為ミスにより制御がおかしくなるリスクを激減できる。
ただし、PICの省電力と省スペースは魅力である。PICで何とかなる作業は、PICに任せたくなる。
そして、プログラムのバグによる制御失敗を防ぐため、安全に動作試験できるダミーダイオードを用意している次第。そこに、ダミーフォトダイオードを追加して、APC制御のPICプログラムも安全に動作試験できるようにしよう・・・それが現在の工作だ。
反射率25%のOCは、某メーカーに問い合わせ中である。果たして無事に購入できるか?
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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