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2016年4月13日(水) 21:33

丸ごとコピー

 反射率25%のOCは、無事に発注できた。あとは納品を待つだけである。とはいえ、1ヶ月ぐらい掛かるかもしれない。いずれにしろ、組み込み作業はGW後になるだろう。
 ファイバーレーザーの場合、OCの反射率は高くても10%ぐらいであり、25%は破格に高い。しかし今回は、効率よりも確実性を取った。

 OCの反射率が高いと、共振器内部の光強度が上がる。それにより、HR側から漏洩するエネルギーも増える。共振器内部が200ワット相当の場合、反射率99.5%のHRからは1ワットも無駄に逃げてしまう。共振器内部の光強度が上がれば、それに比例して無駄が増える。
 とはいえこれは、1ワット2ワットの問題だ。

 もう1つの問題は、石英ファイバーの熱破壊限界。
 加工や兵器として使われるハイパワーなファイバーレーザーの場合、熱破壊限界までのマージンは数倍ていどしかない。だから、共振器内部の光強度をできるだけ抑えたい。かくして反射率の低いOCが選択される。
 とはいえこれも、反射率25%ていどでマージンが危険に晒されるほどでもない。

 逆に反射率が高ければ、確実に共振してくれる。ファイバーレーザーには光軸ズレは無いので、Q値さえ十分なら発振するはずだ。

 OCが来る前に、ダミーダイオードをAPC制御対応にしておきたい。
 そこでプロジェクトをビルドしようとしたが、ビルド前からソースリストにエラー表示が出ている。インクルードファイルに「見つからない」警告だらけ。もちろんファイルは存在している。
 つまりは、使用ファイルを指定せねばならない。

  heli プロジェクトを参考に、dummy プロジェクトの使用ファイルを追加する。
 テキストエディターによるシステムファイルの修正は、いつもの手口だ。
 こうして必要なファイル全部をプロジェクトの仲間にして、再度ビルド。今度は何百というエラーが発生し、ビルド失敗。エラー内容を見ると、しっかり定義されている構造体や定数が、片っ端から「未定義」扱いだ。

 これは、手に負えない。
 プロジェクト作成上は邪道だが、止むを得ず heli プロジェクトを丸ごとコピー。これもテキストエディターを駆使し、heli という文字列を dummy という文字列に置換。ビルドで使用されるディレクトリの名も、同様にリネーム。
 プロジェクト関連の定義ファイルの名も、リネーム。

 かくして名前だけ dmuuy だが中身は heli プロジェクトそのまんまなプロジェクトは、無事にビルドが通った。ここから不用なものを削除し、唯一新たに必要な DAC ソースの組み込みに挑戦するという手筈だ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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