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2016年5月9日(月) 21:05

絶望ではないが

 電源を入れるが、残念ながら発振しない。
 ところが、暫く連続通電にしておいて、ふとターゲットを見ると燃えている。100円ライターっぽい2センチぐらいの炎が上がっている。

 どうしてターゲットを見ていないんだと言われそうだが、大出力レーザーの照射点を目視するのは極めて危険である。レーザーゴーグルは装着しているが、それでも安全第一で目視は避けている。ゴーグルに加えて、ビデオカメラ越しでなければ見ないのが原則だ。ビデオカメラを通すと強烈な赤外線の輝きがターゲットを覆うため、炎が上がっているかどうかが区別できない。
 だから、後になってから「いつの間にか燃えていた」ということになる。

 とにかく発振したのだからとターゲットを置き直し、トリガーを押しても変化無し。発振しない。
 見ていないといつの間にか発振しているが、改めて通電しても発振しない。そういう謎の現象は、実はこれまで発振した全ケースが当てはまる。ターゲットに焦げ目が付いたことは何度もあるが、いつ焦げ目が付いたのかを確認できたことは一度もない。
 基本的にレーザー発振せず、何かの拍子に一時的に発振している。そんな感じなのだ。

 問題は、何の拍子に発振するのか・・・である。その根本的な条件が不明。

 現状このレーザー銃は、頑として発振しないどうしようもない装置ではない。自分が見落としている決定的な何かに気付けば、安定発振できそうな雰囲気が漂っている。あと一歩の所まで来ている感じはする。しかし、その一歩が分からない。
 一歩候補が思い浮かべば試してみるが、さもなければ寝かせておく。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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