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2017年1月1日(日) 23:54

新年になったけど

 ファイバーレーザーは引き続き停止中。  ソフトウェアだけでなくハードウェアの場合も、再開するには大変なエネルギーが必要になる。記憶が薄れていると、FBGミラーを換装するにもどこの光ファイバーを切ってどこを入替えるかその正確な位置を把握するまでが大変なのだ。  確認ができるまでは一歩も作業は進められず、それなら記憶が継続しているTAS製作など続行しよう、となってしまう。  それでも完成が見えているならモチベが上がるが、現状FBG換装しても発振するかどうか疑念を抱く状態である。最後の望みが絶たれたことw確認するだけに終わるかもしれない恐怖。  敗因の1つは側面励起の威力が分かっていなかった点にあり、もう1つは安易に1064nm仕様にしたこと。  ファイバーレーザーはYAG波長に近いが、大抵は1080nmであり短波長でも1070nmまでである。1064nm発振のファイバーレーザーは存在するがレアだ。  1064nmで発振させればYAG関連パーツ使い放題で便利なのに、なぜ半端に波長の長い仕様ばかりなのか?  その意味をもっと考えるべきだったかもしれない。なまじ自作ということで、だったら1064nmで作ろうとしたのが安直だった。  1064nmでは1070〜1080nmより発振しにくい原理は最初から理解していたが、ファイバーレーザーは広範囲の波長で発振可能という情報もあって甘く考えてしまった。研究用ではなく加工用の大出力ファイバーレーザーは、みんな波長長めなのに。  1070〜1080nm発振のため新規ミラーを調達するのは可能だが、側面励起ではないという問題がそのままでは無駄金になりかねない。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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