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2020年3月8日(日) 21:26

空冷筐体は貴重

 電流制限抵抗は、5Ωのセメント抵抗8本を直並列して10Ωにする。

 動作確認の進行に合わせ、組み合わせを変更し抵抗値を変化させるのに、複数の抵抗を組み合わせておくと楽。

 2号ジャンクは、レーザーヘッドが、引きちぎられて存在しない。

 ただしこのファイバーレーザーのヘッドは、光学系しかない。励起に関連するパーツは存在しない。要するに、光ファイバーとコリメートレンズが一体化されているだけで、レーザー発振の本質には無関係。
 1号ジャンクのヘッドを移植すれば大丈夫、と思われる。

 ヘッドを引きちぎっても手軽に流用できるものではなく、なぜヘッド無しの状態でジャンク市場に流れて来たのか謎である。
 意図的に引きちぎらない限り、こんな状態にはならない。

 1号ジャンクから、パーツを取り外す。

 1号ジャンクは空冷筐体なので、レーザー銃として使うのに都合が良い。数百ワットの発熱を確実に放熱可能な空冷ヒートシンクは、容易に入手できない。少なくとも、携帯装置として都合の良い形状のものは。
 そのため、1号ジャンクの筐体は、非常に貴重である。

 一方で、パーツも直接の流用は困難ながら、貴重である。だから、再利用可能な状態で、取り外して保管しておきたい。
 しかし、破壊を最小限にして取り外すのは、極めて面倒。光ファイバーが、引き回されまくっている。急激な曲げは厳禁なので、作業も神経をすり減らす。

 特に、ポンプコンバイナーを固定するネジを外すのが至難。

 強力に固定し、更に緩まないよう接着したので、ネジが外れない。
 半ば破壊するしかなかったが、その破壊作業も周辺の光ファイバーを傷めないように行わねばならない。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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