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2020年4月5日(日) 22:10

6ワットで再製作

 6ワットのDCコンバーターを、基盤上に組み立てる。

 12V出力を三端子レギュレーターで5Vに落とし、GNDと5Vと12Vをターミナル出力できるように整える。
 電源配線は非常に多数に渡るので、GNDと5Vは別配線でも出力するようにして、そっちはPIC基盤用とする。

 いつものサイズの基盤に、28ピンソケットを中央配置。
 ここに、dsPIC をセット。旧電源では8ビットPIC×2で処理していたものを、1つで処理する。
 周辺パーツの実装がうまくハマるか不明なので、これは試作扱い。本番用の基盤を、作り直す前提で考えている。

 制御系をパワー系と完全に絶縁しようとすると、電流検出がネックになる。他はともかく、パワー系の電流検出を絶縁状態で行う手段が思い浮かばない。
 市販品でも、そういう製品はない。少なくとも、ポータブル機器で使うようなお手軽レベルでは。

 ただし、制御系とパワー系のGND電位差がそれほど大きくない保証があれば、事実上の絶縁にできる。シャント抵抗の電位が電源とGNDの中間に入るよう保証設計したうえで、オペアンプでシャント電位差を取り出せば良い。
 これにより、GNDに乗ったノイズをキャンセルできる。

 絶縁型DCコンバーターなのに入出力GNDをわざわざ短絡させるのは、制御系とパワー系のGND電位差が大きくならないようにするためである。

 ACアダプター出力33Vを接続し、動作確認。

 キッチリと、12Vが出ている。

 5Vの方も、問題無し。

 結線ミスは、無いようだ。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(2)] [TB(0)]

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Comments

『タイトルなし』

種類は少ないですが、秋月から被測定回路と絶縁状態で直交流電流を測定できる電流センサが販売されています。もしよろしければ検討してみてください。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-12267/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-14880/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-12292/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-11940/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-14796/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-14795/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-14797/

written by Hall Effect Current Sensor Osusume Ojisan

『ホールセンサー』

情報ありがとうございます。秋月のセンサーは気付いていましたが、ホールセンサーを使っていて精度が不安だったので選択しませんでした。
しかし2〜3%の精度はあるようですし、最終的には出力制御は電流値ではなく光出力で行います。光センサーは非常に精度が高いことが分かっているので、電流センサーはノイズレベルさえ低ければ実用になります。
絶縁で電流を検出できる基板は有用なので、念のため購入し評価試験してみます。

written by IDK

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