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2020年4月25日(土) 20:56

電流検出基板

 ストロベリーリナックス LTC6102HV を、レンジ5A仕様で組んだ基板。

 アナログ出力を引き回すことになるので、シールド線を用意。

 電源システムは、パワー系と制御系を分離してあるが、絶縁はしていない。つまり、両者のGNDは必ずしも一致しないが大差ない、という微妙な関係にある。その条件下なら、この市販電流検出基板は、擬似的に絶縁型として扱える。
 すなわち、絶縁ではないがパワー系と制御系の分離はキープできる。

 2つの基板を1つの4ピンコネクターに接続し、オートウエルドで保護。

 第1系統のハイサイドに、設置。

 電源ジャンパーは短絡させ、電流検出基板の+とシャント電位+側は共用。これは配線を減らすことを優先したためであり、性能評価が可能になってから変更の可能性がある。
 0.1Ω×2の抵抗が電流検出基板よりハイサイドに設置してあるのは、意味がある。電源ジャンパーを分離すると、電流検出基板の+をシャント電位+側より(0.1Ω×2による電圧降下分だけ)高くできる。これにより、オペアンプのレンジが確実にシャント電位をオーバーし、設計的に安心感が違う。

 だったら最初からそうしておけよ、と自分でも思いつつ配線量の(例によって)あんまりな多さに、うんざりしている。だから、仮に不満のない性能が出るなら、このまま手抜きする。

 第2系統のハイサイドに、設置。

 第1系統から引っ張って来た+配線も見える。

 シールド線のシールドは、DAコンバーターの取り付けネジを介してシャーシに接続。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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