2020年6月14日(日) 21:47
XT30コネクターのオスメスを初期段階で間違えていたので、レーザーダイオード接続端子のオスメスを替える。
レーザーダイオードの特性試験を行う時点で、取り違えていたのだ。
電源に関しては短絡防止の観点から、メスコネクターを使うのが常識である。負荷側コネクターがオスになる。
いい加減そろそろ統一しておかないと、実験にも不便である。
ノイズ発生犯を更に追い込むべく、セメント抵抗による単純負荷をもう1セット製作する。
DCコンバーターの1系統2直列。2つのDCコンバーターに、セメント抵抗負荷を接続。直列運転でノイズが出るかどうかを確認する。ノイズは、全く乗らない。
並列なDCコンバーターに負荷を取り付けてみても、現象は同じ。特に、顕著なノイズは観測されない。もちろん電圧を上げて電流が増大しても、マイコンが暴走するようなことはない。
そこで思い切って、ダミーダイオードの代わりに単純セメント抵抗を取り付けてみる。
結果は、電流が増大すると高くて小さい異音が出る。ピー、という小さな異音だ。しかし制御系5Vには、やはりノイズは乗らない。マイコンも暴走しない。
電流検出基板は、2系統合算して3.3A前後という適切な測定値も返して来る。
3300μFの電解コンデンサーを取り外したことで、単純セメント抵抗負荷だと想定通りに動作している。それなのに、ダミーダイオードだとノイズが出る。
ダミーダイオードは旧電源時代からの流用なので、設計ミスの可能性はそう高くない。だが、常用電圧範囲が変わったことで、潜在的な設計ミスが表面化した可能性はある。また、経年劣化によりテスターで簡単に分からないような短絡条件が出現した可能性もある。
いずれにしろ、ダミーダイオードに不具合がある可能性が高くなった。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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