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2020年7月6日(月) 21:08
光ファイバーをいったん筐体外にどけて、共振器を正式設置する。 ずいぶん位置がズレているが、光ファイバーの長さに余裕がないため引き回しが不自由。更に、長さも左右で違う。 光ファイバーの引き回しの都合から、共振器の位置が逆算で決まってしまう。
中央部分に熱伝導グリスの余りを投入し、端にエポキシを塗る。エポキシは少しグリスと混ざるので、接着力が低下する。それでも、かなりの面積で接着するので強度は足りるだろう。逆に、強度があり過ぎても剥がせなくなる。 剥がす予定はないが、将来剥がしたくなるかもしれない。
エポキシが硬化したところで、光ファイバーを筐体内に収める。 固定は、まだ行わない。
励起用LDに取り付ける、ローパスの作成を先に行う。
手頃なフェライトが手に入らなかったので、既存のコイルをほどいてフェライトコアだけ使用する。
10A仕様で太さ1.4ミリのエナメル線を使ったところ、物理的に5回巻くのが限界。
インダクタンスは、実測14μHちょっと。 仮に出力電圧に1Vのリップルが発生したとき、14μ秒で1Aの電流変動となる。 電源DCコンバーターのスイッチング周期が3μ秒なので、スイッチングによるリップルを0.2Aていどに抑止できる計算。
アバウトに見積もっても、はっきり分かるぐらいの効果は期待できる。ならば、予定通りにコンデンサーの用意だ。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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