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2020年7月20日(月) 21:07
厚さ1ミリのポリカーボネイト板を切り出し、基板を置く台を作成。
強度確保のため端1センチぐらいを折り曲げ、台座にアクリダインで溶接。折り曲げた部分の端を、筐体にエポキシで接着。
増幅基板を接着せず、仮設。
フォトダイオードとの配線が、最短になるようにしている。
レーザー銃を発射すると、マイコンのAD変換で値を取得できた。4アンペアでリミッター掛かっている現状で、1300ぐらいまで値が上昇する。 では、その1300とは具体的な光出力の数値でどれぐらいなのだろうか?
アナログパワーメーターだと、110ワットぐらいになった。
これ正確な測定が大変で、あくまで参考である。だが、明白に100ワット越えたのは嬉しい誤算。予想では、80〜90ワットだった。 考えてみれば、鏡を撃ち抜いたりハードディスクを溶かしたりできるのだから、それなりのパワーは出ているはずである。110ワットはともかく、100ワット以上出ていてもおかしくない。
4アンペア通電で100ワットなら、最終目的である光出力200ワットは十分に可能っぽい。
そして1300=100ワットなら、200ワットは2600あたりになる。最大4095なので、増幅抵抗は1MΩでも大丈夫だろう。だが現状、値の変動が大きい=ノイズが多い、ので増幅率を更に上げる意味は小さい。
フォトダイオード増幅結果電圧を、オシロでチェック。ノイズやリップルの状況を確認する。
若干の変動はあるが、過剰出力によるシステムの破損を懸念するようなものではない。 これは電流とか励起光出力ではなく、最終出力をモニターしている。それでこのていどの揺らぎなら、実用になる。
突発的な変動も観測されるが、出力の上昇分は数%なので大丈夫。
・・・と、ここで気になった。マイコンのAD変換で取得した値の変動が激しいのに、オシロのグラフは遥かに安定している。AD変換に、問題があるかもしれない。
written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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