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2020年8月14日(金) 21:11

やってられない

 LCDのためのコネクターを、PIC側にも用意。

 いつも通り、やること単純なのに配線の多いこと多いこと。うんざり。

 使用するのは、我が標準の PIC16F1579 である。
 MCCのおかげで異なる型番のPICに手を出し易くなったとはいえ、MCCには重大な欠点がある。それは、プロジェクトのコピーが同じ型番でないとできないこと。フラッシュメモリーの容量が変わるだけでさえ、コピーはできない。1からプロジェクトを作らねばならない。

 プロジェクトを作るのは簡単だが、MCCの設定も1から手動で行わねばならない。プロジェクトをコピーするのに比べて、余りにも手間が違い過ぎる。
 よって、愛用のPICを決めておき、困らない限りはそればかり使うのが楽なのだ。自分の場合、その標準を PIC16F1579 に決めた次第。理由は、ラジコンやロボットで使う場合、PWMが強力であることが何より重要だから。

 PICにプログラムを書きこんで起動させたところ、液晶ディスプレイにはチラチラと豆腐が表示されるだけ。

 232C通信で、ボーレートが合っていないときのような雰囲気だ。

 この瞬間、LCDをI2Cタイプに交換することに決めた。
 仮に正常表示されるか、ちょっとおかしいだけなら、このまま使うつもりだった。だが、もう2度と使う予定のないパラレルLCDのために、デバッグの手間暇を掛けるのは惜しい。プロトコルが複雑なせいで、このように箸にも棒にもかからない状態を正常化するのは、非常に苦労すると予想される。
 それなら、ハード交換という手間を掛けても、ソフト面の不安がない上に将来も統一した扱いができる、というメリットが圧倒的だ。

 結局、レーザー電源用の奴と同じく、退場願うことになった。

 LCD電源コネクターは5Vなので、そのまま使用。

 PICとの接続は、7本から一気に2本へ削減。
 ただしI2C接続は、プルアップ抵抗が必要。これ案外面倒臭い。抵抗だけじゃ駄目で当然、その先には5V電源を用意せねばならない。もちろんパスコン立てて引っ張って来るだけだけど、それだけで配線が2本追加される。

 面倒だからと、手近な場所から引っ張って来るのは、ノイズを増やす原因。
 ノイズには、過去に散々な目に遭わされまくっている。どうしてもノイズが取れず、工作丸ごと廃棄で製作失敗なんて何度もあった。Sタンクだって結局、電源系を根本から作り直す羽目になってるし。

written by higashino [ファイバーレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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