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2011年8月27日(土) 21:02

赤外線が止まらない

 普通に身近に売られている物体が赤外線吸収に使えるとおいしいので、幾つか調査してみた。

 左の透明なのは、赤外線反射率99.5%以上の特殊なフィルター。これだけは、もちろんそこらの店で売っていない。75ミリ角。
 中央はFUJIのカメラ用ゼラチンフィルターBPB53。波長530nmを中心とした光だけを通す、バンドパスフィルター。75ミリ角。
 右は何の変哲もない色付きアクリル板で、100ミリ角。

 これらに、定電圧出力でPICプログラムの試験中であるゴキブリレーザーを照射。20A程度の低出力を、更に拡散照射している。

 まずは可視光で殆ど透明な、赤外線反射フィルター。99.5%は伊達ではなく、完全にゴキブリレーザーを遮蔽している。

 フィルターの角度を変えると、反射されたレーザーがカメラへ。まさに鏡のように反射しているのを、ビデオカメラでは確認出来た。

 続いて、バンドパス・ゼラチンフィルター。かなり遮蔽しているものの、可視光の透過率が低い。1枚なら何とかなっても、2枚重ねだと屋外でなければ景色を確認するのは困難。バンドパスが作れるなら、赤外吸収フィルターも作れるはずだがラインナップにない。
 カメラの世界では、需要がないようだ。

 緑色のアクリル板は、可視光線の赤を良好に遮蔽する。だが、赤外線は素通しに近い。想像以上に役に立たない。一番上の写真で分かる通り可視光では非常に色が濃いのに、この有様。

 更に役立たずの顔ぶれ。

 左はBPB45。
 BPB53よりも青寄りのバンドパスフィルターなのに、赤外線の遮蔽能力はBPB53に劣る。肉眼の感度の差から、BPB53よりも暗く見えるため良いところ無し。
 右2つのアクリル板は、肉眼では赤を余り遮蔽しない。しかし何かの間違いで赤外線は遮蔽するかもしれないと試した。だが、駄目だった。完全スカスカ状態。

 日常品では赤外線を止められない。遮蔽に使おうとすれば、窓として実用にならないほど可視光の透過率も落ちてしまう。まあだからこそ、赤外線撮影で服スケスケと問題になった訳だが・・・

written by higashino [ゴキブリレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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