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2017年8月30日(水) 21:23

操縦用カメラ

 ドローンには、カメラが搭載されているのが普通である。単に撮影用というだけでなく、映像をリアルタイムで無線受信して操縦に役立てられるものが多い。AirSelfie もそうだった。
 しかし、自撮りという本来の目的ではなく操縦という点では、映像モニターできることは殆ど役に立たなかった。搭載カメラの視野は限られているため、肉眼でドローンを直視するのに比べると状況判断が行い難いのだ。状況判断の遅れは、操縦ミスに直結する。素早い対応が困難なスマホ操作という操縦方法と、超小型ならではの制御性能不足がそれを後押ししてしまう。
 更に、写真を撮ると数秒間映像モニターが止まるのは、致命的。そんなもので操縦などできない。

 搭載カメラの映像が操縦に役立つためには、基本的な制御が安定していてドローンが「勝手に」動いたりしないことが必須である。

 いっぽう自作ドローンの場合、搭載カメラは不可欠である。例えば屋根全体の状態を撮影するなどアバウトな飛行で済むミッションなら、搭載カメラ無しでも何とかなる。しかし、局所的な破損を詳細に調査する場合など、搭載カメラの映像無しに精密な位置決めは難しい。
 また、操縦用の搭載カメラは、それ専用とし撮影には原則として使わない方針だ。

 戦闘機がターゲットに応じて武器を換装するように、目的に応じて「機能モジュール」を換装して運用する。撮影目的なら操縦用とは別に高画質のデジカメ、動作目的ならビデオカメラ、何か作業したければ小型ロボットアームを使いたくなるかもしれない。必要があれば、機能モジュールだけ独立して別途開発すれば良い。
 ただし、操縦カメラと撮影カメラが別だと、その場で正確なアングルが決められない。だから、操縦用カメラで撮影する余地は残しておいても良い。

 撮影直後にモニター映像が止まるのは、かなり高級なデジカメでも良くある話である。モニターに表示する処理と、データーを取り込んでファイルに記録する処理を、並列して行える機種は非常に少ない。だが、「航空機」の操縦で映像が更新されない数秒というのは極めて危険である。
 操縦用カメラと撮影用カメラを分離すれば、映像の停止は問題にならない。そして、一時的に映像が停止しても大丈夫そうな状況であり、かつ見ているままの映像を保存したいような場合のみ、操縦用カメラで撮影すれば良い。

written by higashino [マルチローター] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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