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2013年2月7日(木) 21:31

射撃の要

 衝撃的。

 主砲を外して確認すると、バレル内は少し汚れているものの弾道が曲がりまくるほどの酷さには見えない。そうではなく、ネジ穴が破損している!
 恐らく裏返しになった時に主砲に大きな外力が加わり、根元の一番弱いここが千切れたのだろう。それによってメカボックスと主砲の固定がいい加減になり、BB弾に不規則なスピンが掛かるようになってしまった。
 もはや命中精度をうんぬんするレベルではない。

 ひっくり返る危険性を感じていながら無理に急坂を上る試験走行などやったのが悪いのだが、今度も大きな外力には気を受けて遊ばねばならない。操縦者の責任は相当に重大であり、気軽に遊べるオモチャというコンセプトで改造を進めて来た自分としては精神的ショックがでかい。
 これにより、とあるコトに関して気分が変化した。

 ラジコンを心置きなく楽しもうとしても、そこにはある程度の注意を払うことは必須である。だとすれば、許容可能な注意力を使うような、もうちょっと尖ったラジコンを製作するのもアリなんじゃないか?
 頭の中を空にしてただ遊ぶ目的なら、トイラジの方が適している。外観大雑把で操作も大雑把だが、壊れ難くて安い。でも、自分はそれでは満足できないだろう。

 千切れた穴輪は、アクリダインで融着。そして周囲にタミヤパテをたっぷり盛って、強化。
 更に、チャンバー周辺の壁にもタミヤパテを塗り付けた。その目的は、メカボックスと主砲の間のガタツキを無くすこと。タミヤパテは主砲側の壁には接着するが、メカボックスの材質には接着しない。だから、将来分離する必要が生じたとしても、分離できず困ることはあるまい。

 ところでそのちょっと尖ったラジコンだが、コイルガン戦車ふたたび、である。
 コイルガン・ストームタイガーを製作したことで、ラジコンに強力過ぎる武装を施すと遊び場所が無くなることに気付いた。しかし、今作ってるバトルタンクでも事情は大きくは変わらない。人の居ない向きに射撃するのは可能だが、例えばそこらに紙コップや空き缶を置いて片っ端から撃つような遊び方は難しい。なぜなら、「マトの方向」ではなく「ヒトのいない方向」に撃たねばならないからだ。

 バトルタンク改造は近日中に完成するだろう。だが、試験走行に使っている近所の公園では射撃シーンは撮影できない。それは5回も出向いて、しっかり実感させられた。本当に射撃を楽しみたいなら、主砲が弱くても強くても大差ない。

 タミヤパテが完全硬化してから射撃を試す。

 弾道は嘘のように安定した。だが、着弾点はレーザーポインターと大きくズレており、これで一件落着とはならない。しかも、エアガンならではの大きな振動により、砲塔が動いて着弾位置が動く。これは想定していたが、やはり問題だ。
 ちなみに以前、この砲身と迷彩砲身でグルーピングと初速を調べたが、実はあの時は砲塔と車体をテープで固定しておいた。

 で、コイルガン戦車だが、そうは言っても強力な主砲だと安全に遊ぶための配慮も増える。
 レーザーポインター照準で確実に射撃方向の安全を確認するのは難しい。やはり、同軸小型カメラが欲しい。今回のバトルタンクでレーザーポインター方式やったので、次はカメラ搭載だな。そうなると、外観のリアルさは余り意味がないので、スケールモデルを離れて架空「コイルガン戦車」としてのベストを追求したシステムにすればいい・・・という具合に芋づる式に構想が沸いて来た。

 レーザー銃の製作は中断しまくりが見えているので、バトルタンクの後釜に新たなコイルガン戦車を作るのが適切と思える。もちろんレーザー銃はまだやめない。困難過ぎるが成功時のリターンが膨大なので、捨てられない。究極のハイリスク・ハイリターンだ。

written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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