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2023年1月31日(火) 21:21

根本的な巨大ミス

 新造基板を取り付けたが、やはりウンともスンとも言わない上にLCDにも何も表示されない。

 いきなり途方に暮れたが、試しに数年前の旧基板を取り付けてLCD表示を確認する。すると、同様にLCDには何も表示されない一方で、送信機のスティック操作でキャタピラが動いた!
 送信機のアプリIDが食い違っているはずで、テレメトリーは返って来ない。また、前後のみ反応し旋回操作しても反応がない。それでも、明らかに通信は通じている。

 コーティング済みのこの旧基盤は、故障したと思っていた。だが現実には、故障していない可能性が高い。そして、新造した基板が2つとも全く動かない。
 何か根本的な巨大ミスを、やらかしてる。

 旧基板上の IWE LITE RED に、書き込み用コネクターをハンダ付け。

 曲げたピンヘッドを後付けするのは、意外に出来てしまうものだ。

 ライターを取り付けて、設定を読み込む。
 その結果、新しく作った基板とはアプリケーションID を除き、全く同じ設定になっていることが確認できた。
 ならばと、新しく作った基板も同じアプリケーションID に書き換えてみる。あっさりと、通信成功。ここに至り、TWE LITE RED の仕様を勘違いしていたことが判明。

 TWE LITE RED には、アプリケーションID とシリアルID という、2つの概念がある。
 シリアルID はメーカー製造時に付与されるもので、ユニークかつ書き換えできない。
 アプリケーションID は、任意に書き換えできるし重複もできる。

 そして重要なのは、同一のアプリケーションID 同士でなければ通信できないのだ。この仕様により、アプリケーションID を変えることで同じ周波数でも共存できる。
 通信すると相手のシリアルID を取得できるが、それでフィルタリングするのはソフトウェアによる任意である。どんなシリアルID でも受け入れて良いし、受け入れないように弾くのも良い。

written by higashino [バトルタンク改造Tiger1] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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