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2006年7月19日(水) 17:57
メインコンデンサーの充電基板とトリガーパルス発生基板を分離すると、メインの充電電圧が不足気味でも充分なトリガー電圧が発生出来るメリットがある。不発弾は気持ちの良いものではない。後始末も危険だし。
メインコンデンサー充電基板。 トリガースイッチは明白に不用なので取り去ったが、トリガートランスも取り去ったところ充電に極端に長時間要するようになってしまった。 トランスを働かせるためには交流が必要で、交流を発生させるためにトリガートランス等の存在も前提で設計されているのだろう。 結局トリガートランスは付け直した。
メインコンデンサーとしてストロボ用の200μFを接続し、30秒チャージして電圧を計測すると、340Vを越えてもじりじりと上昇する。カメラ用コンデンサーは耐圧330Vなので、ちょっとヤバい。1.55Vは微妙か? そう言えば初期電圧1.7Vのオキシライドを使ってストロボが壊れたという話を良く聞く。
トリガーパルス発生基板。 電源電圧を下げるとトリガー電圧も下がって、不発を引き起こすかもしれないのが不安なんだよなぁ・・・
上の写真と比較すれば分かるが、トリガーコンデンサーをメインコンデンサーの位置に移動。これでチャージが瞬時に完了する。 そして、トリガーコンデンサーは容量0.1μFのでかい奴に交換。昨日のネオン的発光実験でメインコンデンサーとして使用したものだ。
トリガースイッチには邪魔になり難いよう横向きにFETを接続。緑のスイッチ端子に電圧を与えると発光する。
右上に針金が付けてあるが、2ミリほどギャップを開けてある。これで空中放電させ、トリガーパルスが正常に発生することを確認。
200μFのストロボ用を放電器に掛けると、約2秒で電荷が抜けた。ということは、オリジナルの使い捨てカメラに装着されていたものは100μF程度か? チャージ電圧314Vにおいて、200μFはちょうど10ジュールになる。オリジナルは5ジュールだ。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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