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2009年12月5日(土) 19:16

励起LDは生きているが

 電源を接続し、スイッチを入れる。9アンペアぐらい流れると思ったが、7〜8アンペアしか流れていないようだ。
 LDは、かなりの低出力で無事に発振した。実測1ワット半。

 さすがにそこらのグリーンレーザーポインターよりは遙かに強力だが、808nm としてはかわいいパワー。
 フロッピーをゆっくりと溶解させた。

 ゴキブリレーザーなら、スイッチを入れた瞬間に炎を吹いて燃える。

 回転軸の金属部分だったので貫通していない。

 レーザーポインターでは内部の磁気円盤に穴を開けて楽しむことが多いが、赤外線レーザーだけあってさすがにパッケージに穴を開ける程度は出来る。

 試しにレーザーヘッドを接続してみたが、発振しない。デジカメを射出口に向けてチェックすると、808nm 励起光が少し漏れているがそれだけだ。レーザー発振していれば1ミリワットしか出ていなくても強烈な輝きが映る。それが僅かな輝きでしかない。
 どうやら危惧した通りだ。RS232C 接続無しでは、Qスイッチが働かないようである。

 電流検出抵抗として、0.12Ωを1つ並列に追加。コンデンサーも増設。これにより、約14アンペアまで流れるようになった。
 ところが、電流が安定しない。最初の2秒ぐらいは安定するが、それから急に電流が小さくなる。そして12アンペア程度まで戻り、直後にまた電流が減る。このように電流が大小振動しながら、数秒のうちにほぼ流れなくなってしまう。

 レーザーダイオードに何らかの安全装置が内蔵されているのか?
 それともFDKコンバーターの障害か?

 このFDKコンバーターは、かなり使い回しされている。端子のハンダ付けなどが不良の可能性がある。更に、定電流回路が不適切な可能性もある。
 いずれにしろ、この状態では使い物にならない。

written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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