2009年12月8日(火) 21:38
20アンペア近い大電流を連続的に流すので、太い配線が欲しい。しかし、このようにパーツを集合させると、配線を重ねてハンダを盛るだけで自然に太い線を形成出来る。配線の引き回し位置も、この時点で現物に合わせて調整しておく。
電源は例によってラジコンバッテリーであり、7.2Vを1本だけ使用する。室内では代わりにスイッチング電源を接続して、据え置き装置として運用可能。
いずれにしても、コンデンサーは耐圧10V品だ。秋月に出回っている超大用量の積層セラミックは6.3Vなので、出力側にしか使えない。
標準で使っている100μFのOSコンデンサー4個に加え、670μFの電解コンデンサー2個で増強。
出力電圧調整用の100KΩ半固定をハンダ付け。
入力側コンデンサーをハンダ付け。
SENSEの接続も済ませる。
タネ火レーザーはフルパワーで動作させなくて良いが、ある程度の出力は確保せねばならない。問題は、Qスイッチがパッシブと思われる点で、パワーを上げるほどパルス周波数が高くなっているはずということ。
増幅を行う際に、蛍光寿命に比べてパルス間隔が短くないと効率が低下する。Nd:YVO4
の蛍光寿命は90マイクロ秒なので、QCW周波数は11KHz以上欲しい。フルパワー動作なら30KHzと十分な余裕があるものの、出力が落ちると周波数が下がる。
そんな関係で、この DC/DC の限界である20アンペアぎりぎりまで出したい。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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