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2009年12月29日(火) 19:57

結晶ホルダー

 SHG結晶保持用のヒートシンクだが、手に入れたものは低温で使うタイプ。サーミスターと思われるものがセットされているのはいいとして、1センチほどの小さなペルチェが付いている。
 以前考察した通り、ペルチェでは温度差が小さいため高温に出来ない。

 これは、室温近辺で使用する結晶のためのホルダーだろう。

 中央やや右にLBO結晶が転がっているが、例のコーティング崩壊した奴である。
 ヤスリでコーティングを除去し、サンドペーパーで磨いた。#8000 と #15000 を使用すると、光の波長より傷が小さくなって鏡面になる。特にYAG基本波は可視光より波長が長いので更に問題なし。とはいえ鏡面になったのは一部であり、なかなか全面綺麗にならない。
 まああくまでダミーだと気軽に考えている。運が良ければ少しグリーンが出るかもしれない。

 コーティング無しだと数%以上の損失があり、共振器内部では使い物にならない。だが共振器外でのSHGならば,、出力が下がるだけで使用可能かもしれない。

 ペルチェを接着している青い物体が異様に強力で、ノミで削り取ろうとしてもまるで歯が立たない。そこで、板金用ハンダゴテで加熱し燃やして除去した。強力な接着剤でも高温には耐えられないことが殆どだ。ホルダー本体は銅なので問題なし。

 サーミスターも炭化して除去出来た。
 サーミスターが差し込まれていた横穴を反対側まで貫通させ、自前のサーミスターを挿入する空間とする。ターゲット温度が違うので、付属サーミスターをそのまま使うのはうまくない。

 写真でホルダーに開いている大穴は、加熱用ヒーターの挿入用。サーミスター用の横穴とはギリギリで立体交差している。
 大穴と言っても、右下のLBO結晶が3ミリ角である。

 ホルダーの尻を切り落とす。

 上下固定ネジの一方は、ヒーターと干渉して奥までネジ込めない。だから少し短くカット。

 ドリルで穴を開けるときや切断時に注油したが、それが残っているとマズい。接着出来ないし加熱したら焦げる可能性もある。そこで、完全除去せねばならない。最初は石けん水を使い後に普通の水を使い、超音波洗浄を繰り返した。
 ちょっとした工作でも、非常に手間が掛かる。そして例によって、パーツは写真から受けるイメージよりもかなり小さいです (^_^;)

 結晶ホルダーは幅13ミリ強で、全長は15〜16ミリにカットした。本番では3ミリ角で長さ15ミリの結晶を調達する予定。LBOのタイプ1で、NCPM(非臨界位相整合)である。

written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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