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2010年1月11日(月) 19:42
音響光学素子と予想した物体を作動させるためのドライバーを試作。
送信機の回路を漁っていると、レーザーヘッド内の回路がアンプであるように見えて仕方ない。直流電源だけでは駄目だったが、ビデオ信号レベルのパワーを与えればそれを勝手に増幅してくれるんじゃないか?
そう思えたが即座に否定。それじゃ電源が無い。ワット単位の電源が必要なのに、それを232C信号線から盗電してると考えるのは無理がある。直流電源で駄目ならもう一気に最終パワーでの高周波を与えるしかなかろう。
FMパワーモジュールのM67743Hは手に入らなかったが、M67743Lが手に入った。増幅対象周波数がHは77〜88MHzなのに対し、Lは68〜81MHzとなっている。それ以外のスペックは、データシート上は同一。
ATX電源コネクターから5Vと12Vを引っ張り、出力には同軸ケーブルを接続。適当にパスコンを設置。
GND兼放熱板は10センチ角のアルミ板。
入力端子には、水晶発振器を直結。この手の回路では発信器出力に小容量のコンデンサーを直列するものらしいが、データシート上はM67743Lに内蔵されている。
水晶発振器(3〜4ピン)は、水晶振動子(2ピン)に周辺回路を取り付けて無調整で安定した発振が行われるように仕立てたパッケージのことである。昔はパソコンのCPUクロックに使われていた。改造でお世話になったものだ。
当時各種周波数の水晶発振器をコレクションしておいたのが、世紀を超えてまさか今頃役に立とうとは・・・
温度その他が変わったら発振が不安定になるようでは、レーザーシステムの安定性に疑問が出る。LC発振回路を自前で組んで調整にも苦労するぐらいなら、数百円のオシレーターを使うのが勝るだろう。
在庫の中からジャスト80MHzのオシレーターをセット。
同軸ケーブルをレーザーヘッドに接続し、ATX電源を入れる。
一発ビンゴです★見事にYAGレーザーの発振が停止した。
電源を入れないとYAGレーザーは普通に放出される。この回路を作動させるとレーザーは止まる。
こんな単純回路で音響光学素子をドライブ出来るとは、感動した!
遂にQCW発振の目処が付いた。しかし単純に電源をスイッチングしても恐らく駄目だ。オシレーターの発振が安定するまでには10ミリ秒程度を要するため、30KHzでのQCW発振など出来るとは思えない。
written by higashino [パルスレーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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