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2019年4月26日(金) 21:27
リボンを少し切って、重複部分を5〜6ミリにした。そして重複部分をガスコンロで炙ると、曲がってしまった。 焼き入れリボンが軟化する温度を、越えてしまったようだ。
ガスコンロは広範囲を同時加熱するのに役立つが、今は広範囲が加熱されては困るケースだ。試作が歪まなかったのは、運が良かっただけらしい。
気を取り直し、局所加熱に適した使い捨てライターで炙ってみた。
今度はうまく、ハンダ付けできた。サイズもハッチリだ。基本的に、この製作方法で良さそうだ。左が成功品で、右は重複部分の長い旧・成功品。
だが、量産に入ろうとしてまたしても失敗してしまう。使い捨てライターの火力でも、加熱し過ぎるとマスい。問題は、初期処理でハンダメッキを薄くしたこと。多過ぎると仕上がりが悪いと考えたからだが、おかげでハンダが溶けたかどうか分かり難くなってしまった。
ハンダを多めに盛っておくと、溶けたことがすぐに分かって加熱を適切なタイミングで止められる。
ハンダを盛ると重複固定した状態で盛り上がるため、ハンダが解けてリボンが密着する際に誤差が生まれる。しかし、そのリスクを犯してもハンダは多めがベターと判断。 焼き入れリボンの端に盛っておくハンダメッキの量を増やす。
リボンはできるだけ正確に長さを揃えておく。いちおう140ミリとした。 そして重複部分の長さも6ミリと決めておき、クリップで固定する際には重複部分の長さを計測。こっちもできるだけ同じ長さに揃うようにする。これで、完成したリングは直径が揃うはずだ。 目標としては、円周長のバラツキを1ミリ以内に抑え、直径のバラツキを0.3ミリ以内に揃える。
written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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