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2020年1月28日(火) 21:15

やらかした

 動作実験を開始したところ、ステッピングモーターはウンともスンとも言わない。

 停止トルクが出ておらず、電源配線も0Vのまま。全く電流が来ていない。
 特に TB6600HG の端子はテスターを当てるのが至難だが、可能な限りチェックしたところ電源は来ている。
 クロックも、発生しているようだ。ENABLE や /RESET など動作開始に関係するピンも、想定通り。

 明らかにおかしいのは1箇所だけで、Vreg に5Vが出ていない。0Vのままだ。
 Vreg は TB6600HG 内部のレギュレーターが生成する5Vを外部出力しているピンで、これが0Vというのは内部レギュレーターが働いていないことを意味する。
 恐らく内蔵ロジック系の動作電源なので、これが働いていないというのは内蔵ロジックが動作していないということになる。

 Vreg が0Vではモーターがウンともスンとも言わないのも納得だが、問題は0Vの理由だ。24Vが供給されていないなら話は早いが、ちゃんと供給されている。それなのに、なぜ内部レギュレーターが仕事しないのか?

 原因として思い浮かぶものが何もなく、ICが故障しているとしか思えない。東芝は日本語のデーターシートを公開しており、誤読というのも無い。非常に厄介だ。
 テスターで短絡チェックを始めたところ、Vreg がPGNDと短絡していると判明。まるで、パスコンが短絡しているみたいに感じるが、パスコンの足を切断しても短絡したままだ。念のため、新品の TB6600HG を取り出し、テスターを当てる。すると、これまた Vreg がPGNDと短絡している。M3 と PGNDB に短絡していて、PGNDA とは短絡していない。どういう不良だ?

 こうして遂に、正解に気付いた。ピンアサインを、左右逆に取り違えていたのだ!
 確かに、データーシートを見ると(トップビュー)と明記されているし、その文字には最初から気付いていた。

 だが、この図はいかにも足側から眺めたかのように描かれており、「なるほど TB6600HG では足側をトップ扱いしているのか」と思い込んでしまっていたのだ。
 SGND と PGNDA と PGNDB が短絡しているのは、別に不思議ではない。これを左右逆に取り違えると、Vreg が M3 と PGNDB に短絡した実装になってしまう。

 Vreg をGNDに短絡させて動作させたから、TB6600HG がダメージを受けた可能性は高い。電源系を間違えて実装してしまったら、廃棄推奨されている。いずれにしろ、作り直しである。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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