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2023年6月5日(月) 21:36

遠距離射撃試験のはずが

 20メートル離れた壁にレーザーサイトを照射し、それを録画。照射座標を確認する。

 それを元にして、カメラ映像の切り出し位置を調整する。そして、パララックスの量を送信機の操作で可変になるようにプログラムを作り、暫定的な望遠照準が出来るようにする。
 なかなかプログラムが意図通りに動作せず、苦労した。

 実際に遠距離射撃してみて、ホップアップ量を調整し弾道を調整し、その上で望遠カメラ上で狙える状態かどうかを確認する。そのために、少し離れた場所まで遠征。

 運搬はラジコン戦車をキャリーカートに入れて行ったが、そういう運搬によってどこか破損したりしないかどうかを確認するのも目的の1つである。

 現地で取り出したラジコン戦車は、一見するどどこも破損していない。最も危惧していたサイドスカートも、大丈夫っぽい。
 ホップアップ調整のため、チャンバーだけ露出させてある。ところが、さっそくホップアップ調整しようとしたところ、いきなり異常発覚。BB弾が、とんでもなく弱くしか飛ばないのだ。こういう場合はホップアップが強過ぎるのだが、レーザーサイト調整するための室内4.6メートル射撃では異常を感じなかった。屋外では距離が近く感じるものだが、射程は確認している。10メー取るどころか、5メートルでもBB弾が山なりに飛ぶのだ。素足の脛に撃たれてみたが、痛いことは痛いが何発も耐えられる。グルーピングも異常に悪い。射程5メートルでは五円玉ぐらいにまとまっていたのに、20メートル射撃k?と言いたくなるほどバラける。
 ふと気付くと、レーザーサイトが自分の腹を照射している。それなのに、BB弾は膝下に着弾しているのだ。

 ホップアップをどう調整しても、山なりの弱いBB弾だ。明白に、どこかおかしい。でも、この場では原因が分からない。止むを得ず射撃を断念し、走行と無線カメラの有効距離を確認することにした。

 走行を開始し15メートルほど走らせると、停止した。前進させようと送信機を操作しても、動かない。起動輪に草を巻き込んだか!?と慌てて停止現場に行くが、巻き込んだように見えない。それが、実は写真のシーンである。

 主電源をいったん落とし、入れ直すとまた走るようになった。だが、やはり10メートルぐらい走らせると調子が悪くなる。何かを巻き込んだかのように「ガッ、ガッ・・・」と異音を立ててほとんど動かなくなる。ギヤボックスを破損したときの症状に似ているが、主電源を入れ直して速度抑えめで走らせると異音なく走る。ギヤボックスが破損していると、こうはならない。ある程度速度を上げると、規則性なく突然動かなくなる。基本的に平地の芝生なのに、マトモに走れていない。
 試験走行は、まさにボロボロ。撃てない。走れない。

 無線カメラは15メートルぐらいまでは快調だが、25メートルでは苦しくなる。映像が殆ど更新できなくなる。室内では明らかに無線一体型カメラより電波が強いが、開けた屋外ではそれほど差がない。使い物になるのは、15メートルぐらいだ。たぶんどっちも電波自体は法律で許された上限まで出ているのだろう。このSタンクは無線カードを使用し、送信アンテナが2本。その差ぐらいの違いということに感じられる。
 ハードウェア的には、これ以上どうしようもないだろう。合法的には。

 一応マトモだったのは無線カメラだけだが、それも立体視できない状態。パララックスの量を調整するプログラムがバグっていて、意図通りの範囲をトリミングできていないと思われる。
 完成が近づいたと思っていたのに・・・もう、何から何までボロボロだ。

written by higashino [Sタンク 1/16] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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