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2022年2月6日(日) 23:10

VR始めます

 これから本格的にVR趣味を推し進めるが、そのすべての起点となるのがこれ。
 キヤノンの DUAL FISHEYE である。

 自分は昔から3D映像に興味を持っていた。
 小学生時代には、裸眼立体視できる絵を描いて楽しんでいた。
 デジカメも、3D写真が撮れるものを幾つも買った。3Dビデオカメラも買った。ゲーム機なら、バーチャルボーイもゲームボーイの3Dだって買った。
 しかし、片っ端から廃れた。3D好きとしては、どうして世の中がこれほど3Dに冷たいのか、全く分からない。

 転機が来たと感じたのが7年前で、記事を書いた。

 その後に、weeview を見掛けて衝動買いしてしまった。この製品はお手軽で、撮影したサイドバイサイド動画をスマホで再生すれば、そのまま仮想現実を楽しめた。スマホは、VRホルダーにセットするだけ。

 後処理が全く不用で、自然な3DのVR表示ができた。ただし、視野角約110度分しか記録しない。
 問題は、画質が余りにも低いこと。片目1440×1440という解像度は不十分だが、それだけならまだいい。実際にはそのスペックを全く活かしきれておらず、ドロドロのコンデジ動画。ダイナミックレンジも狭く、すぐに白トビ黒潰れする。仮想現実がリアルなだけに、低品質な映像が恐ろしく気になる。
 更に、30fpsしかないというのも論外。VRを楽しむなら90fpsが欲しくて、最低でも60fps無いと話にならない。まさにその場に居るかのように感じるため、肉眼による現実と離れた品質だと猛烈に「醒めて」しまうのだ。
 VRに浸るには、非常に高性能のカメラが必要だと実感した。

 その直後に、VR180という規格が出て来た。
 これは、視野角180度の記録と3Dを両立させるもので、3D好きな自分にとっては2DのVR360より遥かに魅力的。VR360は、撮影自体も大変だ。かと言って weeview のように110度分しか記録しないのでは、ちょっとだけ頭を振るような仮想現実にも対応できない。いや、weeview 方式には記録画素の割に画質を確保できるメリットがあるのだが、規格としてはVR180の方がメジャーになるだろうと予想できた。

 だから、VR180の3D記録が可能なビデオカメラで、できるだけ高画質なものを探した。
 mirco 4/3 センサーを2つ使用する Z CAM K1PRO が魅力的だったが、いかんせん30fpsである。だから、60fpsで記録できるZ CAM K2PRO の発売を待った。
 いつまで経っても、延々と正式発売されない。そして待っている間に、キヤノンがとんでもないレンズを発表。

 自分にとては、まさにキラーコンテンツ。このレンスが発表された瞬間、ミラーレス一眼はキヤノンRFマウントを使うことに決定した。
 ただし、レンズ発表時点では対応カメラボディーが EOS R5 しか存在せず、その場合は30fpsになってしまう。これでは、すぐには手を出せない。8K60fps記録可能なEOSが登場するまで、待ちである。

 そして遂に、EOS R5 C が発表された。これで、まっとうな画質のVR180撮影が出来る!
 発売は3月なので、今すぐ撮影できる訳ではない。だが、用意すべきものは非常に多いので、それまでに準備を進めれば良いだろう。

written by higashino [Virtual Reality] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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