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2022年4月1日(金) 23:11

昔の3DをVR180で

 旧来の3D動画を、最新のVR環境で閲覧するにはどうすれば良いか?
 オキュラス内蔵メモリーに転送するなら話は簡単で、サイドバイサイドに変換して転送。再生を SKYBOX VR Video Player で行えば良い。有料ソフトだが、それだけの価値がある。特に、旧来の3D動画を撮っていれば。

 自分だけで楽しむならこれで終わりだが、せっかくなので公開したいと思うとかなり困る。確かにメタデーターを付加するだけで youtube は善きに計らってくれるのだが、少々悪いやはり、歪む。VR180 への自動変換は、品質が不十分なのだ。エンコード劣化を別にしても、オキュラス内蔵鑑賞とは明白な違いがある。
 そうなると、VR180 への変換を自前で行ってみたくなる。SKYBOX VR Video Player が行っているような適切な処理をオフラインで行い、動画ファイル自体を変換してしまう。それを、通常の VR180 動画としてのメタデーター付きで youtube にアップするのだ。

 では、どのように変換すれば良いだろうか?

 VR180 形式は、正距円筒だと分かっている。
 仮想スクリーンのサイズと距離を決めることで、変換計算は可能だ。両眼視差を考慮して左右の映像を別計算で処理する必要があり、それには仮想スクリーンのサイズと距離は決めねばならない。このあたりを手抜きすると、鑑賞して疲労する原因になると思われる。
 単純な3D映像は、両眼視差だけで成立させている。しかし人間は、両眼視差だけで距離を判断しているのではない。
 片目でもピント位置から距離を認識しているし、両眼の輻輳角でも距離を認識している。これらと両眼視差まで含めた総合的な距離判断が合致しない場合に、脳が疲労しVR酔いを加速させると危惧される。

 旧来の3Dは、fullHD 解像度までであり4K以上はない。テレビが4Kに移行するときに、3Dは切り捨てられたのだ。だから撮影機材が無いし、仮に4Kビデオカメラ2台を使い、自力で4Kの3D映像を撮ったとしても、それを3Dとして鑑賞する方法が無いのだ。
 4K解像度の3Dテレビは無いし、VRゴーグルの解像度も足りない。要するに、旧来の3D映像は fullHD ×2を想定しておけば良い。

 一方で VR180 の解像度は、8K×4K が現状実用上限である。片目 4K×4K だ。この 4K×4K の中央部だけ使って fullHD を埋め込むというのが、機能性能を考えて妥当な方針だろう。
 仮想平面スクリーンの fullHD 映像を、正距円筒変換して埋め込む。その計算は単純だが、動画ファイルからフレームを取り出したり、加工後のフレームを動画ファイル化するという入出力部分が非常に面倒臭い。このような場合に極めて有用なのが、Aviutl である。Aviutl のプラグインとして実装すれば、動画ファイルとの入出力はすべて Aviutl に任せてしまい、中の処理記述だけすれば良い。

 問題は、Aviutl が32ビットアプリであり、8Kには対応できないこと。快適なのは fullHD 編集までで、4K編集は実用限界ギリギリである。8Kになると、もはやどうにもならない。
 動画編集は Aviutl さえあれば十分、というアマチュアは多いと思う。だが、8K時代には使用できない。64ビットアプリとして再コンパイルされるだけでも、凄く助かるんだけどなぁ・・・

 しかし8K×4Kとは言え、実際に映像が存在するのは fullHD×2ていどの範囲だけである。ならば編集サイズをやりくりして、何とかできるのではないか?
 こういう変換ソフトを作るにあたり Aviutl プラグイン化は有用過ぎるので、少々手順が増えて面倒になっても Aviutl が使えるなら使いたい。

written by higashino [Virtual Reality] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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