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2022年6月7日(火) 23:59
EOS VR Utility によるステッチは、画像に応じて毎回微調整やるせいか利用領域が一定しない。自作のステッチソフトは所有機材の個体差に合わせたカスタムパラメーター決め打ちになっている。そのため、両者の仕上がりは同一にならない。Quest 2 で視聴する範囲では、両者とも破綻していない。 実は自作の方は派手に破綻していて、中心座標の指定ズレに気付いた。動画→静止画で、切り出すべき座標は単純計算できなかった。
左が Jpeg を EOS VR Utility でステッチしたものの一部。右が、RAW 現像で仕上げたものを自作ステッチしたものの一部。 暗部を持ち上げているので、そのままだと右は非常に倍率色収差が目立つ。しかし、補正により目立たないようにできている。 EOS VR Utility はジャギーが出ている。自作はバイリニア補完だが、EOS VR Utility は違うようだ。
今度は画質調整しないまま現像したもので比較。EOS VR Utility が倍率色収差を補正していないことが、ほぼ明らかになった。自作の方も消去が不完全だが、ここからはパラメーターの微調整で追い込む段階となる。補正効果があるのは間違いない。今度は追い込みと、補完方式の調整を行う。
EOS VR Utility は見た目のシャープさは上で、バイキュービック補完を使っている可能性が高い。一方でジャギーも目立つので、処理のどこでどの補完方式を使うのか試行錯誤してみたい。 静止画VRのステッチで研究し、その成果を動画VRのステッチに反映させたい。
written by higashino [Virtual Reality] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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