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2007年05月14日の記事

2007年5月14日(月) 17:06

砲尾

 ピアノ線で保持する場合、ピアン線が変形出来る空間を確保せねばならない。
 中央の穴がパチンコ玉に合わせて11ミリにギリギリだったため、単純にピアノ線の穴を左右に貫通させただけでは変形出来ず、極端に固くなってしまう。

 そこで、中央の穴を拡張する。
 ピアノ線の穴も直径1.1ミリにボアアップする。

 更に、パチンコ玉の存在を検出するためのマイクロスイッチを用意。幅2ミリのスリットを作る。
 これらの加工はいつもながら大変な時間を要する。

 これでもピアノ線を仮に通して試すと変形がキツ過ぎるようなので、更に変形用空間を掘削。

 コイルに切れ込みを入れる手法では、ピアノ線が変形する空間も同時確保されたため非常にスムーズに保持とリリースが行われる。同様の機能を後付で設けようとすると相当に大変だ。

 コイル製造と同時に接着済のポリカーボネイトワッシャーにアクリダインで接着したので、この手の作業で剥離することはない。アクリダインはプラスチックを溶かして接着する。いわばプラスチック版溶接であり、強度は極めて高い。

 両側からピアノ線を挿入&エポキシ接着する。硬化する数分の間に慎重に位置合わせする。

 使用時はピアノ線が張ってある方を真上にする。

 外に突き出したピアノ線の余計な部分を切り落とし、上部スリットにはマイクロスイッチを接着。また、手前のピアノ線の先端を曲げてパチンコ玉の保持位置を調整。
 まるで釘師だ(汗)

 実用品というものは職人芸で作り出されるものではなく大量生産安定生産可能であるべきとは思う。しかし究極のコンパクトさを追求すると、ある程度やむを得ない部分がある。
 マイクロスイッチはパチンコ玉が定位置より手前で反応する。本当ならもっとコイル内部に設置したいが物理的に無理なので仕方ない。PIC制御時にウエイトを入れて装填位置が適切になるよう調整するしかないだろう。

 正式採用された二号主砲はハンダ付け砲身ではないものの砲身の放熱効果はかなりあるようだ。実用上はコレで良かったのかもしれない。

written by higashino [コイルガン戦車 1/35] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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