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2008年08月04日の記事

2008年8月4日(月) 17:15

光軸ズレ

OCの向きを、1ミリラジアン狂わせてみた。

3ミリラジアン

5ミリラジアン

10ミリラジアン

13ミリラジアン

 3ミリラジアンも狂うと、薄ディスク結晶の一部は蛍光が共振に寄与しなくなる。つまり、そこを励起してもレーザー出力は変わらない。それでも、現実には一応共振してくれるだろう。これが、10ミリラジアンともなれば結晶の周辺部しか寄与しないため、励起レーザーがほとんど届いていない可能性もある。
 運が良ければ10ミリラジアンぐらいズレていても共振するが、出来ればせいぜい3ミリラジアン以下の狂いに収めたいことが分かる。3ミリラジアンとは、間合いが12センチの場合で0.36ミリということだ。調整用ピンホールは薄ディスク結晶から少し離れていた訳で、調整誤差は0.3ミリが目安だろう。ピンホールの直径が1ミリ半もあったのでは、かなり苦労するわけだ。

 しかし、ピンホールを小さくすればOC反射光も暗くなる。誤差0.3ミリは絶望的な値ではないが調整に相当な気合いを入れてようやく達成出来そうな要求である。

 秋月グリーンレーザーを外部照射しての調整が可能なら、十分に狙える誤差になる。基線長300ミリで誤差1ミリ。これは、反射光が移動するのを見ながらOCの向きを変えて行けばそう無理な要求ではない。ただし、調整用レーザーが曲面を透過する場合は一気に苦しくなる。平面ガラスを透過する場合で、楽に追い込めるのは誤差2〜3ミリラジアンだろう。曲面透過による補正調整まで始めると、難易度が高い。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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