2008年12月4日(木) 17:18
薄ディウsク側の凸レンズマウントに円筒ガラスセットし、またまた調整追い込み。しかし例の平行性の問題があるので、余り追い込まない。そして、ピンホールを取り付け昨日同様にビデオ撮影。
ピンホールの直径が0.5ミリだから、かなりの拡大率だと分かるだろう。ピンホール周辺にはマウントがありキャビティー構造物がある。だから、ビデオのレンズを余り近付けられない。そのため、余り大きく写せない。
この画像のように大拡大出来ているのはハイビジョン撮影をパソコンに取り込んで、ピクセル等倍トリミングしているからだ。実際に撮影中に液晶モニターを見ている分には、これほどの解像度でビームの状態は観察出来ない。
言いたいのは、ビデオ観察は調整の「精度」という点では強力な武器だが「時間」の節約は出来ないってこと。観察結果を得るまでかなり手間と時間を食う。この画像自体、暗所でビデオ撮影して等倍で画質を確保するため、フレームをコンポジット合成してノイズを減らしている。
結果として得られた観察像は0.1ミリの違いを十分に判別出来るが、昨日撮影したOC側の像と殆ど同じであり2枚のセンターがドンピシャで合っているのが分かる。しかし逆に、合いすぎているのが不安だ。手違いで、両日とも同じ側のピンホールを撮影してしまったのかもしれない。再確認せねばならない。
ただしもし同じものを撮影していたとしても、途中でキャビティーを調整台から下ろしたり円筒ガラスに入れ替えたりの作業は確実に挟まっている。そして元のように調整台にセットしたら秋月グリーンレーザーのビームおよび各パーツの位置は0.1ミリと動いていなかったということでもある。
調整システム全体は、必要な調整精度を実現出来るスペックを持っている。
written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]
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