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2008年12月08日の記事

2008年12月8日(月) 18:34

延長公演

 アルミアングルの保持位置に関して、上下を正確に合わせてみた。奥行きはスペーサーを交換せねば調整出来ないのに対し、上下はネジ締めを行う位置の問題だ。

 まずは、薄ディスク結晶側のピンホール。
 写真はリニア現像したもので、クリックすると通常現像の画像が表示される。リニア現像とは、ガンマが1になっている。高輝度部分の情報をチェックするのに便利だが、ライブビュー画面には表示させられないためリアルタイムの調整では使えない。
 通常の現像は、ガンマが2近辺になっている。Windows ではガンマ2.2で Mac ではガンマ1.8が標準のようだ。

 ビームの着弾点がほぼ円形に白トビすることで、位置確認し易くなる。やはり肉眼調整とは比較にならない。

 こっちは、OC側のピンホール。
 ちゃんと上下を合わせたことで、奥行き方向のズレが明確になった。

 予想外にズレている。薄ディスク結晶側に比べると、ビームは0.5ミリほど右に見える。つまり、スペーサーを更に0.5ミリほども追加せねばならないということだ。現状0.6ミリなので、1.1ミリ程度ということになる。
 肉眼で調整していた時とは、全く違う。

 誤差0.1ミリを実現する調整に必要な役者は全員揃った。しかし演劇は若干の延長公演となりそうだ。

written by higashino [レーザー] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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